あらすじ
真藤笑は警視総監を父に持つ高校生。推理能力の高さを買われて事件に協力し「高校生名探偵」として話題になっていた。しかし、笑の活躍の裏で実際に事件を解決しているのは目に見えない何かの影――。それは拷問による聴取を専門に行う《13係》の存在だった。13係の執行者、アガリが呼び出す《拷問具の魂》が罪人を追い詰める……。
主な登場人物
(CVはドラマCD版によるもの)
主人公。捜査一課特別捜査13係に所属する謎の執行者。
拷問具を一人格として再生させる能力を持ち、拷問によって犯人を自白させている。
犯人に対しては老若男女誰でも容赦はしないが強要も捏造もすることはなく、ただ真実だけを求めている。
警視総監を父に持つ高校生。
世間では高校生探偵と呼ばれているが本人は嫌がってる。
爆弾魔の事件をきっかけに13係と関わりを持つようになる。
めんどくさがりだが正義感が強く、何かと事件に巻き込まれたり足を突っ込むことが多い。
アガリの補佐。正体は九尾の猫鞭と呼ばれる人型の拷問具。
普段は小柄な少女のような姿をしているが牛乳を飲むと逞しい大柄な青年になる。
気が強く毒舌。
拷問具(トーチャー)
アガリによって再生された人格を持った拷問具。
真実を見抜く能力を持ち、嘘をついたり誤魔化したりすると攻撃を与える。
スティグマみたいなもので尋問が終われば傷は癒える。
アイアンメイデン・ユングフェル(CV:代永翼)
「鉄の処女」のトーチャー。見た目も口調も女性的だが男性である。
トーチャーの中でも特にアガリを慕っており時折暴走する事がある。
スパイダー
「魔女の蜘蛛」のトーチャー。女好きな性格で男には興味がない。
サムベキン
「親指潰し器」のトーチャー。争い事を好まない爽やかな好青年。
ブロドキンのことは友達と思っているが本人には否定されている。
チコーニャ
「コウノトリ」のトーチャー。鳥の羽と足を持つ。喋る事ができない。
スピニーラビット
「棘のある兎」のトーチャー。召喚に失敗したせいで唯一人型ではなく兎の姿をしている。
尋問には不向きだが還り方を知らない為アガリのペットのような扱いになっている。
ガロット
「ガロット」のトーチャー。トーチャーの中でも特に大柄で自称年寄り。
ブーロ
「驢馬」のトーチャー(いわゆる三角木馬)。驢馬耳の小柄な少年。ドMが苦手。
スキニングキャット
「猫鞭」のトーチャー。感情的になりやすく暴走しやすい。
名前が似ているが九尾の猫鞭とは全く別物。キャタナインを敵視している。
ブロドキン
「編み上げ靴」「長靴」と呼ばれる拷問具。アガリに対しても傲慢無礼な性格。
とある事情により呪いの類を嫌っている。
アングイッシュペア
「苦悩の梨」のトーチャー。目が前髪で隠れているシルクハットの青年。
アイアン・コフィン・オブ・リッサ
「リッサの鉄柩」のトーチャー。聖職者のような服を着た少年でアガリが大好き。
アイアンメイデン・マドンナ・ミゼリコルディア
アイアンメイデンの一種で「慈悲の聖母」と呼ばれるトーチャー。
慈悲深い性格で対象が苦しむ様に耐えられず殺そうとしてしまう事がある。
ヘッド・クラッシャー
「頭蓋骨粉砕器」のトーチャー。
トーチャーとして精密化したことで故意に軽い記憶障害を起こすことも可能。
ローレル
鎖鞭の一種である「月桂樹」のトーチャー。
基本的にアガリには従順だがキャタナイン曰く「アガリを打ちたがるヘンタイ」
クロコダリアンプライヤー
「ワニペンチ」のトーチャー。
主人であるアガリすらも騙して攻撃した凶暴で残忍な性格。
レタンテム
悪人を裁く正義の処刑人を名乗る組織。
日極
レタンテムをまとめる男で素性は謎に包まれている。処刑道具は巨大な車輪。
嘘を見抜く特殊能力を持つアガリに興味を持ち捕えようとしている。
山村安理
レタンテムの一員で眼鏡をかけた少年。処刑道具はギロチンとワイヤー。
犯罪を犯したにもかかわらず無実になった少年によって両親を目の前で殺された過去があり、悪人を強く憎んでいる。
ケッチにはサンソン、安理ちゃんと呼ばれるが本人は嫌がっている。
ケッチ
常に山村と行動している少年。毎回髪型を変えるのが特徴。武器は自前の斧。
山村とは対照的に軽薄な性格で信念はなくただ「楽しいから」という理由で処刑をしている。
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