「あなたは一人じゃない。決して絶望しないで」
概要
作者は「カゲロウプロジェクト」のじん×「ダブルゲージ」の沙雪による共同原作ユニット「ZOWLS」。
ストーリー
――2016年、日本。
現代のナイチンゲールと呼ばれる少女・春秋八千夜は、飛行機事故に巻き込まれてしまう。
目を覚ますと、そこは見たことのない世界。
希望の神“サクヤ”の生まれ変わりだと八千夜は言われるが――。
転生した少女は、十二の仲間と共に『希望』を見出す旅に出る。
救世の輪廻武装アクション!!
(公式HPより引用)
登場人物
メインキャラクター
日本の中学に通う女子中学生。
様々なボランティア活動に従事しており、その献身ぶりから「現代のナイチンゲール」と呼ばれている。
“亥”の十二始で、大地の「縁起」を持つ。
救世主サクヤの信仰に篤い亥の国の少年。
最初こそ救世主の生まれ変わりといわれた八千代を受け入れられず反目していたが、共に戦いを経たことで深い忠誠を誓うようになる
“申”の十二始で、風の「縁起」を持つ。
露出度の高い踊り子のようなスタイルの良い女性
申の国マハルの王女ではあるが、大変な大酒のみで金遣いも荒い。
姉のような立ち位置から八千代を支えている、
“酉”の十二始で、炎の「縁起」を持つ。
帽子を目深にかぶり、煙草をくゆらせる無精髭の男。
常に気だるげだが世間ズレしており、八千代一行の中ではストッパー的な役割
“子“の国で技術者になることを夢見る双子。姉がアニーで弟がトニー。
古今独歩の天才発明家を自称しており、その名に恥じぬ才覚を持つ。
しかし基本的に発想がぶっ飛んでいるため周囲に甚大な被害をもたらすトラブルメーカーでもある
かつてサクヤと共に世界を救った三人の賢者の一人「ランドグラフ一族」の青年。
本型の神器「一劫の支配者(ディセルヴェーダ)」を持ち、十二始の力をその身に宿す「不元纏装(アドヴァイタ)」を使うことができる
“卯”の十二始で、水の「縁起」を持つ。名前が非常に長い。
テンカ一行の中で特に忠義が厚く、救世主サクヤの存在を時代遅れと断じる。
注射器のような形状の銃を持ち、水を弾丸として攻撃する。
“戌”の十二始で、毒の「縁起」を持つ。
軽装で快活な少女だが口が悪く好戦的。
テンカに対しても堂々と意見するためロロカと頻繁に言い争う。
五角形の手裏剣のような武器を持ち、傷をつけた相手の動きを奪う。
“午”の十二始で、縁起は不明
軽薄でお調子者。一行の中でも扱いはぞんざい。
十悪業(ヴィカーズ)
生命を脅かす邪悪な存在「悪業(ブラウ)」の上位種。
人と変わらない外見と高い知能、強大な力を持つ
瞋恚(しんに)のラニヤ
亥の国に現れた十悪業。
調和の神サクヤの復活を知り、神器「十二の英雄」略奪の為に行動する。
鉄人形(カラ・グーディヤ)と呼ぶ巨大な人形を操る。
瞋恚とは仏教用語の一つで「自分に逆らうものに対する怒り、憎しみ」を示す
妄語(もうご)のカマナ
申の国に現れた十悪業
霧に幻を投影する能力を持ち、申の国を覆って国民を操り支配した。
妄語とは仏教用語の一つで「嘘や不実な言葉」を示す。
両舌(りょうぜつ)の???
子の国に現れた十悪業。
長きに渡り子の国に潜伏し、多くの若者の命を弄び食らってきた。
両舌とは仏教用語の一つで「二枚舌で他人を争わせること」を示す。
邪淫(じゃいん)のザクロ
巳の国の森に住む十悪業。
無人の城に住み着き、趣味の為に男を攫っている。
やっていることは拉致監禁に拷問なのだが、目的は筋肉の躍動を鑑賞するためなので傷つけたりはしない(被害者はたまったものではないが)
十悪業でありながら行き場のない人間たちを保護しており、ちょっとした集落のようなものを形成している
邪淫とは仏教用語の一つで「配偶者でない者との性行為」を示す。