概要
「少女☆歌劇レヴュースタァライト」における、石動双葉と西條クロディーヌのカップリングタグ。
アニメ内での2人の関係性としては、「追い続ける者」同士で切磋琢磨しており、天堂真矢と、花柳香子の真矢かおとは対になるCPとして描かれている。
以下の項目はアニメ、舞台版におけるネタバレを含みます。
作中での関係性
第3話「トップスタァ」の中でクロディーヌが一人居残り練習していた際に、「フロア、ちゃんと拭かねーと怪我すんぞ」と声をかけた事から始まっており、第2話のCパートにて真矢に敗れた事がきっかけで調子を崩している事を見抜かれていた。(この時にはお互いがキリンのオーディションに参加している事を知らない。)
その後、「ライバル」という言葉に反応し、双葉に即興ダンスを仕掛けた。この時には「ちょっと思い知らされただけよ!」と自信ありげな顔で弱音を吐いており、その後も、「弱気じゃねーか!天才子役!」と煽られると、「成長したらただの人ってね!」少し自分を卑下するように返した。
その上で、自分は特別だと思っていた事、真矢には届かない事を素直な気持ちとして吐露。「ただの人」らしさが見えたクロディーヌは、双葉から飴を貰っていた。
第6話「ふたりの花道」では、双葉が知らぬ間にタップダンスを習得していた事が判明。しかし、これが香子と双葉にとっての大きな軋轢を生む(とはいえ、B組の舞台創造科から言われた通り、努力を怠っていた香子が力不足だった事は辛くも事実であった。さらには、「双葉なら自分に役を譲ってくれる」とタカをくくっていたが為に、双葉自身の口から「勝ち取った役を絶対に譲らない」と追い討ちをくらい、「この裏切りもん!」とまで言いがかりをつけている。)羽目となってしまい、香子は「そないクロはんがええんなら、クロはんのとこの子になりなはれ!」と勢い余って言ってしまう。真に受けた双葉も「ああ!そうするよ!」と返し、「今日からここに住む!」と香子との同室を拒否、しばらくはクロディーヌの部屋へ居候することになる。(この発言には、クロディーヌや様子を見に来ていた華恋、まひる、純那、ななも驚いていた。)
その後、退学を表明して京都へ帰る事を決意した香子(とはいえ、これすらも双葉の気を引く、もとい、引き止めさせて自分が必要な事をわからせようとした香子の作戦。)に対し、一瞥した上で双葉はクロディーヌの部屋へ戻ると、クロディーヌは「香子が京都へ戻るのはいい機会かも」と言った上で「聖翔音楽学園は誰かの付き添いで入れる程甘くない事を香子はわかっていない」、「双葉は実力で8人のメインキャストに選ばれているから1人でもやれる」と発言している。
結果、これらの事態は双葉が折れ、香子を迎えに行ったことで事なきを得たが、描かれていない部分では何かしらハッパをかけた可能性もある。
また、事態が収束した後に双葉は駄菓子の詰め合わせを風呂敷に包み、「お世話になりました!」の紙と共にクロディーヌへと送った。
その後も、第9話ではクロディーヌの部屋でお菓子を食べているワンシーンがあるため、度々入り浸っていると思われる。
舞台版では
それぞれ9人にとっての因縁がクローズアップされている舞台版の#1では双葉がクロディーヌを「気に入らねぇ」と言っているシーンもあり、アニメにおける「リスペクト」があるという意識からは遠く離れている。(その一方で双葉は香子と、クロディーヌは真矢との確執が描かれる為、二人の会話はかなり少なめに変わっている。)
アプリ「スタリラ」内では
本ゲーム内での初期実装された聖翔メンバーの共通衣装である演目『別れの戦記』にて、双葉は「太陽の国の騎士 ロイス・クライン」、クロディーヌは「黒獅子の国の騎士 クラウディア・シュバルツヴォルフ」を演じている。
この演目の中ではどうやら2人はライバル関係にあるようで、その関係性は言い得て妙な事に天堂真矢と西條クロディーヌの関係性にも似ている。(一方で、その2人に関しては最強と名高い太陽の国の騎士団長と、それを討って名を上げようとする黒獅子の国の騎士、という関係性に留まっている。)