概要
「ぺったんピュー」はサンソフトが1984年に販売した一画面固定アーケードアクションパズルゲーム。
たまごにキャタピラが付いたような形をしてシルクハットを被ったキャラ「ぺったん」を操作する。
4方向レバーで黒い床の敷かれたクォータービューのフィールドを移動。一度通った床はめくれて薄い灰色か濃い灰色に変色する。濃い灰色の板は通るたび何度でもめくれる。ただし、床はめくっていない分だけラウンドクリア時に得点対象となる。
垂直に立っているパネルは踏みつけて倒すことができ、ボタンを押すことで起き上がらせられる。
黄色いパネルは踏んだ側に起き上がり、水色のパネルは踏んだ側とは逆に起き上がる。また緑のパネルは踏んだ側の逆に床2枚分、ピンクのパネルは床3枚分起き上がる。
敵の倒し方は、パネルの向こう側にいる敵をパネルごと踏み付けるか、倒したパネルの上に乗ったところをボタンを押してパネルを起こし刎ね飛ばすのが基本(自分自身もパネルで刎ね飛ばせるので緊急回避などに使える)。
また、床をめくった際に同じ床に敵がいた場合は、その敵を床の裏側(フィールドの下面)に移動させられる。その敵は「〇」で表示された状態で床の裏側を移動。その床の上にパネルを倒すとパネルが上下に震動し、そこへ表側の敵が乗るとその敵は移動できなくなるので、まとめて刎ね飛ばすことが可能になる(震動は一定時間で止まる)。敵を全滅させればラウンドクリア。
途中、「ぺったん子」というキャラがフィールド上に現れる。それを取得した状態で敵を倒すと得点が2倍になる。
・・・・・とまぁ、文章ではルールがイマイチ分かり辛いので、以下の動画を参照の事。
『マイコンBASICマガジン』の「ドルアーガの塔」を特集した号(1985年2月号)に掲載されたことから当時の知名度は高かった。反面、ゲーム自体の出回りは良いといえずプレイしたことのある人は少なかった。
家庭用ゲーム機にも一切移植されていなかったが、2020年にアーケードアーカイブスにより移植・配信が為された。