オタク、推しに導かれ花道の世界へ!
概要
少年ジャンプ+で2022年6月30日から2023年3月30日まで連載されていた漫画作品。作者は横山左。
単行本全4巻完結。
華道部に入部したオタク男子の青春ストーリー。
作中に登場する流派は全て架空のもの。
あらすじ
お花の擬人化アニメが大好きな高校生、深草九十九。陽気な彼には、体が弱く入退院を繰り返す妹がいる。
そんな彼の聖地は、「生け花」が飾られた裏玄関前。そこは大好きなアニメの世界観に浸れる場所だった。
そんなある日華道部に誘われ、お花を生けるところを初めて目撃し、心が揺れる。
(公式ページより)
登場キャラクター
- 深草九十九(ふかくさ つくも)
岐阜県立甘柿高校二年生の男子。16歳。
明るく優しいが、ちょっとうるさい。
花を擬人化した学園アイドル青春アニメ「ブーケの花園」が大好き。
推しはピオニー(芍薬)の擬人化「ピオーネ」。通称「ぴおたん」。
好きなものに大しては恐ろしいほどに没入することができる。
- 出羽国燕(でわくに つばめ)
二年生の男子。
華道の流派の1つ「出羽の国流」の次期家元。
九十九とは対照的にダウナーだが、花への愛は本物。
次期家元のプレッシャーに悩まされる。
- 上巻白玉(あげまき しらたま)
三年生の女子。華道部の部長。
- 深川富(ふかがわ とみ)
三年生の女子。華道部の副部長。
- 黒拍子奈子(くろびょうし なこ)
三年生の女子。華道部部員。
- 赤槻雨太郎(あかつき うたろう)
華道部顧問。
- 深草小町(ふかくさ こまち)
九十九の妹。12歳。
生まれつき心臓が弱く入退院を繰り返しており、ほとんど笑わない。
- 臼鴨康(うす かもやす)
九十九の友人。鴨ちゃん。
- 金星御園(がねほし みその)
愛知県名古屋市の呉殿高校の二年生女子。
「金星流」の次期家元。
- 鯱之介(しゃちのすけ)
二年生の男子。御園の相棒。
- 金星蜻蛉(がねほし かげろう)
御園の祖父。
「金星流」の現家元。
用語
- 六花杯(ろっかはい)
「全国高校生生け花選手権大会」の通称。
京都の六花堂で決勝戦が行われる。
使える花もテーマも当日までわからない即興生け花。
1人10分を2人でリレーするコンビ戦形式となっている。
- 次期六花仙(じきろっかせん)
全国に200以上ある華道の流派の中でも、特に歴史の長いものが6つあり、それらの次期家元が偶然にも全員高校二年生なのでこう呼ばれている。
- ブーケの花園
略称「ぶけぞの」。
花を擬人化した学園アイドル青春アニメ。
アプリゲームも展開中。