概要
2010年8月1日に駅長に就任。
同駅が再有人駅化される際に、当時の女性駅員のアイデアで動物の駅員を勤務させることになり、同社社員の母校である置賜農業高等学校から、うさぎを3羽譲り受けた。(白いうさぎ1羽、茶色いうさぎ2羽。)
白いうさぎが「もっちぃ」と名付けられ駅長に就任。他の2羽は、「ぴーたー」「てん」と名付けられ駅員として迎え入れた。また、近所の蕎麦屋で飼われていたクサガメの「かめ吉」を非常勤の助役とした。
2011年6月24日には、写真集『うさぎ駅長 もっちぃがゆく!』が発売。
2016年10月23日開催の「フラワー長井線まつり」では、会津鉄道芦ノ牧温泉駅の猫駅長「らぶ」と顔を合わせた。
また、Twitter上では、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅の駅猫おさむなど、他の動物駅長とも交流をしていた。
2016年12月13日朝、てん駅員が永眠。2017年4月11日にはぴーたー駅員が永眠。ともに6歳で、人間年齢では約50歳であった。2羽は山形県南陽市の熊野大社の神官により慰霊祭が営まれた。同大社には3羽のうさぎ伝説がある。
もっちぃ駅長はその後も勤務を続けたが、2021年12月12日より長期休業のため、駅から離れた。その後はTwitterで近状報告を続けていたが、駅に戻ることなく2023年6月20日23時50分に永眠した。13歳で、人間年齢では約90歳。お別れ会は後日行われる予定。なお、Twitterは今後も続けるとしている。
その他
同社の鉄道むすめ「鮎貝りんご」がもっちぃ駅長を気に入っており、公式イラストでも共演している。
ただし、鮎貝りんごは駅員なので、もっちぃ駅長は上司である。