概要
「WORKING!!」の猫組に登場する進藤ユータと鎌倉志保のNLカップリング。
鎌倉家から膨大な借金をしているユータに志保が借金をネタにいじっている。…というかいじめている。
しかしそれは志保の一種の照れ隠しであり、ユータに対する好意は相当なもので、なににつけてもユータと結び付けたり、鎌倉家の(正確にはユータが殺されないように見守るユータの護衛)黒服の田坂が「お…お嬢様が進藤様以外はダメだって…おわかりになりますよね…？」と言うほど。
しかしその一方で、ユータ自身は自分をいじめる志保にあまり好意を抱いていなかった。
過去
初めての出会いは鎌倉家の庭だった。
幼稚園児のころ、進藤父が鎌倉家にお金を借りに行くときについていったユータが庭で草を食べているときに泣いている志保を見かけた。
志保は「自分がお金持ちだから友達ができない。母は早世し父は多忙なため遊んでくれる人がいない」という自身の悩みを打ち明け、それを聞いたユータの助言により父がよく遊んでくれるようになり、黒服をつけたおかげでいじめられることはなくなった。そのことがきっかけで志保はユータになつくようになった。
しかし9歳になったある日…
「その あの…ユータ君が志保とけっこんしてくれたら借金チャラにしてあげてもいいよ…？なんて」
「ん＿…やだ」
一生に一度の告白を断ってしまった。
もちろん彼女のことが嫌いだったわけではないが父親に調子に乗られたり学校の友達にからかわれたりするのが嫌だったのだ。
しかしこのことがきっかけで
「何呼び捨てにしてんのよ
ユータ君自分のうちがどれだけの額志保んちにお金借りているか知らないでしょ？
借金してる人間が借金取りに呼び捨て？もう付きまとうな？馬鹿じゃないの立場をわきまえなさい
敬意をはらって志保【ちゃん】って呼びなさいよー!!!!」
純情で可憐な少女はいわゆるSへと性格が変貌し、少年は常日頃から死亡フラグを抱えるようになってしまったのだ…。
関連タグ
以下「relationship」および物語後半のネタバレ注意
物語後半の関係性(ネタバレ注意)
「志保ちゃんとの力関係だけでいいからあの日に帰りたい」というユータに「呼び捨てのほうがサドがおさまるんじゃね」という妃のアドバイスを半信半疑で実践してみることにした。
しかし本人にいう勇気がなく呼び捨ての練習をしていたときに忘れ物をした志保が通りかかって…
結果志保は寝込んでしまった。
「ユータが原因で元気のない志保に接待してほしい」という黒服の要望をしぶしぶ受け昔のように呼び捨てで接してみた結果、志保の本心(ただ自分をお金持ち扱いしないユータと一緒にいたかった)がわかり見事にサドがおさまって平和になったどころかMっ気があることが判明した。
また、髪をぐしゃぐしゃにしてるだけでなぜかユータが興奮して迫ろうとするなど両者が暴走する。(なお黒服さんズに止められる)
その後、志保が自分なりに考えた結果家出をし(そして三人の死亡フラグがたち)、ワグナリアにユータと共に泊まっているとき、あらためて志保から告白し、Sじゃない志保の可愛さにユータが少々暴走したものの、10年以上の片思いが晴れて両想いになれた。
また、今回の騒動がきっかけで志保はポンコツ化し、頭に花が咲くようになる。
物語の最終回では、借金の返済の手助けに志保父から職場を紹介されたおかげで定職につき、バイトをやめたユータは社会勉強のためにバイトを続ける志保の送り迎えをする。
結婚を前提に交際している初々しいバカップルになったのだ。
番外編ではユータが志保に指輪を送る話なども載っているのでぜひ「うろんなページ」をのぞいてほしい。外部リンク
