アルルが初めて世に登場したのはMSX2版『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』(1989年12月)であり、
次がMSX2版『魔導物語1-2-3』(1990年6月)である。
両作品ともアルルを主人公とするが、これらの作品では主人公に名前の設定が無かった。
公式で両作品の主人公を呼ぶ時には「A子」「魔導の女の子」等としている。
なかでも、取扱説明書に主人公の名について「わたしは”らっこ”と呼んでます」という開発者のコメントがあった。
こうした経緯から、これら初期作品のアルルが通称「らっこアルル」と呼ばれる。
後に「雑誌などで掲載する際に名前が無いと困る」として、「アルル・ナジャ」という名前が正式に命名されたのは、PC-9801へ移植された『1-2-3』(1991年11月)の際のことである。
(とは言うものの、年季の入ったMSXユーザーは普通に「アルル」と呼んでいる)
外見的には、シャツに縦の赤いラインが入っているのが最大の特徴。なぜか後続作品ではなくなった。
なお当時のアルルは推定Dカップで、怪物をだませるほどの「いろけ」を持っていた。
(カップに関しては『ぷよぷよ通』設定(B86W60)からの推定。後にB80W60に変更されて推定Bカップに…)
そのため無印アルルと比べると巨乳ぎみに描かれる事も多い。
縮んだのは…ルルーとの胸囲の格差社会ネタをやりたかったからだろう。
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阿部高和:初代魔導物語のグラフィックが彼に似ているので「いい顔のアルル」とネタにされている。