「フドーの異形の戦士…アザゼル」
CV:アディティア・アルカティリ
概要
『ガルーダの戦士ビマ』に登場する悪の戦士。
主人公であるレイ・ブラマサクティの実弟、ミカイルことレザ・ブラマサクティがブラック・パワー・ストーンを埋め込まれたアザゼルチェンジャーで変身した姿。続編のXでは「ダークモード」という形態名が付いている。
第1話からテレパシーを介してレイにアドバイスしてきたミカイルだったが、第12話でラスプーティンに洗脳されてしまい、続く第13話で彼にブラック・ストーンを埋め込まれたことでこの姿となった。
なお、変身解除に関してはできないわけではないようで、第15話からはレザの状態からアザゼルチェンジャーで変身するようになった。
時折洗脳が解けることがあるようだが、埋め込まれたブラック・ストーンの力が勝手に働いてアザゼルに強制変身し再び洗脳状態になってしまう。
容姿
一言で言ってしまうとほぼビマの色違い。ボディが黒く、プロテクター以外の金と銀の部分が反転していたりといった違いがある。
胸にはアザゼルの英語表記の頭文字である「A」の文字がガルーダを模して彫られており、腰にはフドーのベルトが装着されている。
真のガルーダの戦士への覚醒
「これ、は…っ!俺の答えだっ!」
「俺は!ガルーダの戦士、アザゼル!」
第23話にてビマとアザゼルによる決戦の末、洗脳が完全に解けたレザはフドーと決別し、自ら上述の台詞と共にタラニスで腰のベルトを破壊。自らガルーダの戦士を名乗った。
ガルーダの戦士ビマX
続編でも引き続きレザはこの姿に変身する。
今作では第2話で一度離脱した後、第12話にて再登場。弛まぬ修練によって技のバリエーションが増え、連続技で攻める戦闘スタイルに変わっている。ビマXやトルガのようなモードチェンジは出来ないが、双方に劣らない戦闘力を誇る。
使用アイテム
- アザゼルチェンジャー
変身に使用するガントレット型アイテム。こちらもビマチェンジャーの色違いで、右手甲に装着する。
- ブラック・パワー・ストーン
アザゼルチェンジャーに埋め込まれている黒のパワー・ストーン。脱着は不可。
- タラニス
アザゼルが使用する専用武器。外観はこちらもヘリオスの色違いで、機能も全く同じで鳥形態と剣形態への変形が可能。
- スーパーゴッドタラニス
Xから登場。ナーガの戦士コウから力を授かったことで進化したタラニス。形状がヘリコプターのような形に変化し、アザゼルの騎乗が可能となる。
使用技
- タラニスブレイカー
剣状態のタラニスを敵に投げつけ斬撃を繰り出す。中距離戦闘と多対一の戦術的勝利に導いて来た。使用頻度が非常に高い技で、変身前でも発動可能。
- タラニスブラックサンダー
剣状態のタラニスから斬撃エネルギーを飛ばす。タラニスブレイカーと並びこちらも使用頻度は高い。
- タラニスブラスター
変形前のタラニスを弓のように構え、光の矢を放つ。Xでは使用頻度が低くなっている。これにはレザ自身、単身でのパワーストーンの捜索中厳しい修行の末習得した必殺技のレパートリーが増えた事に理由がある。
しかし技自体は従来より強化しており、熟練度が上がっているため、第46話のザクロス戦では3本の光の矢を放って攻撃していた。
- ダークシュート
右手から黒い光弾を発射する。
Xから使用
- ガルーダクラッシャー
技の発動方法と威力はビマと同じ。ただし、こちらは変則キックで放つ。
- ナーガブラックサンダー
ナーガの戦士コウから力を授かったことで強化されたタラニスブラックサンダー。
- タラニスハイパーダークシュート
ダークシュートの強化版。タラニスを頭上に投げた後に力を貯め、敵目掛けて黒い稲妻を落とす。タラニスブレイカーとの繋げ技としても使う事もあった。
- ダークメテオ
タラニスに石を集中させて巨大な岩の塊にし、タラニスにつかませて対象に目掛けてぶつける。ハイパーダークシュートのように溜めも必要ない事もあり、中盤では良く使っていた。
- ガルーダクレセントクラッシャー
ガルーダクラッシャーの強化版。繰り出す方法はガルーダクラッシャーと同じだが、数回の瞬間移動を重ね速度と力を溜めた後、渾身の蹴りを叩き込む。威力はかなり強くなり強敵を数々葬った。