概要
原題はBima Satria Garuda。メディアによっては『ガルーダの騎士ビマ』とも。
インドネシアRCTI内で2013年6月30日から同年12月22日まで放送され、全26話と話数が少ない。
過去にインドネシアで放送された『仮面ライダーBLACK』、『仮面ライダーBLACKRX』の影響を受け、『子供達に友情と正義を教えたい』というコンセプトの元制作された。
なお、撮影は首都のジャカルタで行われてはいるが、演じる俳優は何も現地の俳優だけではなく、特別ゲストにはGACKTや倉田てつを(続編のXで登場)など過去に仮面ライダーシリーズに関わったことのある日本の芸能人も起用している。
スタッフは現地スタッフの他、おかひでき、石井てるよし、中沢健といった日本の特撮ヒーロー制作に関わった人物も参加している。以上の事情から平成ライダーのオマージュが多く見られる。
2014年9月7日〜2015年8月23日にかけて続編の『ガルーダの戦士ビマX』が放映された。前作が軽いジャブであったかと思わせるように新要素が組み込まれている。
登場人物
- レイ・ブラマサクティ
演:クリスティアン・ロホ
主人公。ガルーダの戦士ビマに変身する。孤児であったため、里親兄妹のランディ兄妹と共に育つ。
オートショップ「サトリア・モータース」で働いており、性格は優しく物静かで謙虚にして高潔。
- ランディ・イスカンダル
演:ライハン・フェブリアン
レナの実兄。
- レナ・イスカンダル
演:ステラ・コルネリア
今作のヒロインにあたる。
- ミカイル
演:アディティア・アルカティリ
パラレルワールドから来た少年。あまり口で話すことはなくレイとはテレパシーを使って会話する。その正体はレイの実弟「レザ・ブラマサクティ」で、フドーの首魁ラスプーティン配下であるガルーダの戦士アザゼルの正体。
- イワンおじさん
演:アビオ・アビエ
ランディ兄妹の親戚にあたる男性。レイと二人の面倒を見てきた。
- フドー
パラレルワールドを支配し、自然の生命の源泉を奪った挙句、永遠の闇に閉ざした元凶。
新たなエネルギーを求め、この世界の地球に現れた。
(※名前が似ているがあんな組織やこんな組織やあの組織とは関係ない。たぶん。)
ゲスト怪人枠は配下である、人間の魂を糧にしていきるフドー・モンスターが担当。
最終回では首魁であるラスプーティンが倒され、Xからは新首領ブラック・ロードを迎えている。
ちなみに配下のフドーモンスターにギルス・モンスターがいるが、コイツはコブラ型モンスターで緑色をしたヤツや紫色の殺人犯とは何の関係もない。
サトリア・モータース
作中に登場するオートショップ。
日本のスズキ株式会社とインドネシアのインドモービル・グループの合弁会社「スズキ・インドモービル・モーター」とタイアップを行っており、名称も当社が販売するオートバイ「スズキ・サトリア」から来ていると思われる。
なお、主人公のレイ役を務めるクリスティアン氏も、無印ビマが放送されていた2013年にインドネシアで発売されたスズキ・サトリアの機種「ニュー・サトリア F-150」のTVCMに出演している。
登場ヒーロー
ガルーダの戦士
主人公であるガルーダの戦士。レイがレッド・パワー・ストーンが埋め込まれたビマチェンジャーで変身する。詳細はリンク先参照。
レザがブラック・パワー・ストーンが装着されたアザゼルチェンジャーで変身する。詳細はリンク先参照。
関連タグ
仮面ライダー インドネシア 変身ヒーロー シージェッター海斗
ジェットガルーダ:ガルーダ繋がり。こちらは日本の特撮で登場した巨大ロボ。