「人は誰しも生にしがみつく···たとえ賢者とて逃しはせんぞ!」
CV:長野伸二
概要
2022年に登場した二体目の「異形なる停滞者」であり、轟絶キャラとしては総合で通算22体目、炎属性では5体目となる。
容姿
まさしく「骨と皮だけ」と言わんばかりに瘦せこけた老人の姿をした、6本腕の怪人。
しかしよく見ると足と思われる部分も手のようになっているため、8本腕とも言うべきか。
バリ島の神話にありそうな仮面のような顔をしており、目には瞼がないため常にギョロ目をさらけ出している。
一見してか細い手であるが、獣神化後イラストで食べ物を取るときに骨の中から肉の「手」を出している。
クエスト内容
クエスト概要
クエスト名 | 餓なる執着 |
---|---|
初降臨日 | 2022年1月2日 |
主なギミック
ギミック | 備考 |
---|---|
属性倍率超絶アップ | |
ワープ | 対策必須 |
減速壁 | 対策必須 |
ロックオン地雷 | 1発約9500。 |
ウォールチェンジパネル | 本クエスト初登場。後述。 |
パワーアップウォール | |
ハート、マップクリアHP回復なし |
編成としてはアンチワープ&アンチ減速壁が必須。
ロックオン地雷が登場するため、マインスイーパー持ちが1体はいるとよい。
反射・貫通制限の類は登場しないが、弱点狙いが主流となるため貫通がオススメ。
ウォールチェンジパネル
本クエストから登場する新ギミック。壁に触れるたびにパネルの数字が0から3まで増えていき、踏んだ時のチャージ段階に応じて様々な効果を発動する。(ただし効果があるのは踏んだターンのみ。)
踏んで効果を発動させたパネルは次のターンにチャージがリセットされるが、踏まなかった場合はチャージ段階が持ち越しとなる。
チャージ段階 | 0 | 1 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|
発動効果 | なし | 敵防御ダウン | 弱点効果アップ | 回復弾(5000×7発) |
本クエストの敵はただ直殴りしただけではダメージを与えられず、防御ダウンか弱点効果アップ、あるいはその両方を発動した状態で殴る必要がある。
特に弱点効果アップの倍率が非常に高いため、弱点を持つ敵は優先して「2」になったパネルを踏む必要がある。
パワーアップウォールが登場する場面では、防御ダウン+パワーアップウォールによる攻撃アップを踏まえないと倒せない敵が登場する。
先述の通りハートも出ずマップクリアのHP回復もないため、「3」のパネルによる回復弾を利用することになる。
主な適性キャラ
「ああ、やめるのじゃ…失いたくない…失うのは怖いのじゃ…!」
初回降臨時
必須アンチアビを完備の上マインスイーパー持ちと、このクエストのために獣神祭に登場したような性能。
パワーオーラによって直殴り火力が非常に強く、強化次第ではボス1ですらワンパンできてしまう。
追加キャラ
- イリス
SSが弱点露出で、ワンパンの際のサポートができる他、属性追従弾で倒し漏らした雑魚を処理できる。
超AW、超反減速壁の上ファーストキラー&ダウンポジションキラー持ち。SSはあの我妻善逸と似たもので、うまく決まれば☆5とは思えない火力を叩き出す。
こちらも条件次第ではボス1の状態でワンパン可能。☆5なのに。
- 出雲(獣神化改)
友情ブーストのついた衛星弾で効果アップした弱点を抉れ、2順毎に貫通化SSを発動できる。
超AW+カウンターキラーも載せた時の火力は圧倒的。
- 童子斬安綱(神化・獣神化)
天下五剣の水。神化時点でそれなりに適性があったが、獣神化で火属性キラーとバイタルキラーがついた。SSターンチャージと壁SSターン短縮で自他共にSSの早回しもできる。
性能
世界を貪る者 アビニベーシャ(獣神化)
種族 | 幻妖 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 反射 | ||
戦型 | パワー | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極(Lv120) | 19270 | 23160 | 194.77 |
タス | +4900 | +10850 | +90.10 |
最大値 | 24170 | 34010 | 284.87 |
アビリティ | 超アンチダメージウォール、アンチ魔法陣 | アンチ減速壁、バイタルキラー(ゲージ) | |
---|---|---|---|
ストライクショット | 果てぬ執心、喰らえども喰らえども(ターン12+8) | ふれた味方の減速率を一定期間緩和する | |
友情コンボ | 超絶ブレス【火属性】 | 近くの敵に超強力な属性ブレスで攻撃 | 最大威力41932 |
サブ友情コンボ | ラウンドバースト【無属性】 | ふれた味方の移動に応じて攻撃範囲が広がる爆発で敵を攻撃 | 最大威力401786 |
ラックスキル | 友情コンボクリティカル | 友情コンボのダメージ量が増加する。 |
ゲージ付きパワー型というだけあって、ゲージ成功時の直殴りの威力は非常に強力。その上バイタルキラーも乗った際は推して知るべし。
新友情コンボのラウンドバーストは、発動と共に範囲が広がっていき、停止時に爆発を起こし、巻き込んだ味方の友情コンボを(未発動の場合)誘発する。
移動距離が長い…というより発動から停止までの時間が長いほど範囲が広くなっていくため、スピード型キャラを一緒に連れて行くと効果が高い。
バックストーリー
「美味そうな世界じゃ…
それでは戴くとするわいのぉ♡」
性格 | 自己中心的で貪欲 |
---|---|
好きなもの | 手に入れること、食べること |
苦手なもの | 手に入らないもの、満たされないこと |
世界に執着し、世界のすべてを己のものにするべく生まれた、執着の化身たる存在。
見た目通り常に飢えと渇きを感じており、目につくものすべてを欲し、手に入れようとする性質。
その目で見定められたものはみるみるうちに体に取り込むのにふさわしいもの―すなわち食べ物に変えられて、彼の「食卓」の前に並べられてしまう。
要するに、アビニベーシャにとって世界を手に入れるということは、世界征服などという意味合いでは決してなく、「『世界』という食べ物を独り占めする」ことに等しい。
獣神化後イラストでは食べ物にされてしまった世界の様相がよくわかり、
・ポテトにされたビル群
・ピザにされたプール
・ドリンクにされた海
・ソーセージにされた列車
・ハンバーガーの具にされた車
・スパゲッティにされた島
・オムライスにされた山
・点心にされた夜空
・肉のスライスにされた海と島(あるいは地球のような惑星)
・おにぎりにされた飛行機
などが確認できる。
巨大に膨らんだその腹は赤く透き通っており、食われた物がぶつかり合って砕けて「消化」されていく様子がよく見え、背後には食べた後の皿が積み重なり、すでに多くの世界が彼の「餌食」となってしまったことが窺い知れる。
そしてアビニベーシャ本人はそれでも飽き足らず目の前の世界を貪り喰らい、彼に食われた世界を元に戻さんと討伐に来たストライカーも食おうと手を伸ばすのであった。