リョウト「こいつをただのリオンだと思うな…！」
概要
DC戦争時、ハガネ隊に搭乗機のリオン・タイプF共々捕縛され、後にDCを離反しクルーとなったリョウト・ヒカワが考えた強化案を基に彼が乗っていたものとは別のリオン・タイプFの武装と装甲を強化したアーマードモジュール。強化改修にはロバート・H・オオミヤも手伝っていた。
アルトアイゼンやヒュッケバイン、ゲシュペンストMk-Ⅱなどの予備パーツを使用しており、アーマードモジュールとパーソナルトルーパーの中間といった仕上がりになっているが、リオンと違って角張ったデザインになっているほか、腕もパーソナルトルーパーの物に交換されているため格闘戦も得意である。また、アルトアイゼンを思わせる武装も装備している。
OGsで初登場。漫画版「Record of ATX」にも登場する。
DC戦争終結に伴い連邦軍にもリオンシリーズが配備される事となる為、現地改修や整備などのノウハウ蓄積と整備統合を目的（名目）に研究用に解体したついでにチューンナップ改修が施された。
武装はフレーム剛性の余裕を保つためとアビオニクスが戦闘機の流用のためtc-osが使用出来ず固定武器のみとなっており、換装武器を追加することは出来ないが、第2次スーパーロボット大戦OGからは換装武器を装備できるようになった。
（恐らく、よりコンバットプルーフの進行により剛性に余裕があった事が分かったのとアビオニクス、ファームウェアを刷新してTC-OSに対応した。）
パイロットはリョウト・ヒカワ。
スペック
分類：改良空戦型アーマードモジュール
形式番号：XRAM-004FA
全高：21.9m
重量：45.8t
空中浮揚機関：テスラ・ドライブ
開発者：ロバート・H・オオミヤ、リョウト・ヒカワ
所属：ハガネ隊
防御装備：ビームコート(OGs、OG外伝)、G・ウォール(第2次OG)
武装
スプリット・ビーム
両腕に搭載された固定式の拡散連射ビーム砲。燃費が良く長射程だが威力は低く、反撃の際に敵を倒したくない時に使う程度か。発射されるビームのグラフィックはアシュセイヴァーのガンレイピアの色違い。
ロシュセイバー
両腕のスプリット・ビーム発射口から発生させる接近戦用の重力場剣。ヒュッケバインシリーズからのフィードバック。
『OGS』では固定武装。無消費かつ射程が長い上に格安の改造費で高い改造効率を誇り、ブーストキック以上にアーマリオンを象徴するメインウェポンとなる。
『第2次OG』では他の同名武装と同じく換装武器となり、固定武装の改造効率が良くなったこともあり価値が下落している。
換装画面では通常通りセイバーをマニュピレーターで持っているが、戦闘シーンでは旧作のように両腕のスプリット・ビーム発射口から刀身を伸ばす専用動作になる。
スクエア・クラスター
両肩に装備した多連装ミサイルポッド。ハード・ヒートホーンと同じくアルトアイゼンからのフィードバックだが、発射するのは小型散弾ミサイルとなっている。ダブルアタック全体攻撃だが、スクエア・クレイモアと異なりミサイル属性なのでジャマーに引っかかってしまう。
ユニットの後ろのスラスターはヒュッケバイン用の試作スラスターをお蔵入りしてたものを流用したもの。
ハード・ヒートホーン
加熱させた頭部衝角を突き刺し、持ち上げて斬り抜ける。アルトアイゼンからのフィードバックであるが、形状は角ではなく完全な刃状となっている。アルトアイゼン・リーゼのプラズマホーンを遥かに上回る威力を持つ無消費武器だが、あちらと同様射程1が難。
『OGS』では空宇適正がSなものの改造したロシュセイバーに比べると利便性に劣り、『第2次OG』では適正がAに落ちて利点が潰れると不遇なポジション。
必殺技
ソニック・ブーストキック
キック版ソニック・ブレイカー。基本的な理論は同様だが、足元に力場を発生させてドリルキックを繰り出すという動作になっている。原形機では主機出力の不足とフレーム・装甲強度不足の為、大出力のTドットアレイを展開出来ないため本機のような大改造が必要となるため本機を象徴する必殺技である。
