概要
1937年に完成したショットガン。当時としては軽量で丈夫で故障が少なく信頼性が高かったため、長きに渡って警察の車載用ショットガンとして使われ続けた。特徴としては排莢と装填を一つの場所から行うことと、引き金を引きっぱなしでポンプすればセミオート銃に負けない速度で連射できること(ラピッドファイア)が挙げられる。
また、ローディングゲートと排莢孔が共通でありフレーム開口部が一ヶ所になっている。そのため強度を保ちつつ肉厚を薄くすることで、軽量化に成功し当時のショットガンの中で最も軽いものとなった。このことから、本銃は『フェザーライト(羽毛の軽さ)』の異名を持つ。
同期のショットガンにはレミントンM31がいるが、第二次世界大戦ではウェンチスターM1912と共に使われた。(そのためか銃剣装着可能なモデルも存在する)
ベトナム戦争でも、塹壕や地下トンネルの制圧に大いに活躍した。
現在も、狩猟など民間用等に幅広く使用されている。軍用はモスバーグM500やレミントンM870の台頭ですでに米軍では蚊帳の外。銃床がないソードオフタイプも有名。
フィクション作品において有名なのはバイオハザード5であろう。
SF映画のスターシップ・トゥルーパーズのモリタ・ライフルのベースになったショットガン。
KTWがエアコッキングガンを発売している。
データ
全長 | 730~1006mm |
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重量 | 2300g |
使用ゲージ | 12、16、20、28 |
装弾数 | 4、7発 |