イルベロ
いるべろ
ボムを多用する『ずっと俺のターン』的なスタイルはあまり変わらないが、過去の作品(マイルSTGに限らない)と比べてかなり異質な作風になっている。
グラフィックもトゥーンシェーディングの3Dポリゴンモデルというよりはのっぺりとした『イラスト』で、『とびだす絵本』を髣髴とさせる。
ゲームのコンセプトは『謎解き』とkarousに引き続き『成長』。
なお、マイルSTG唯一の『被弾ごとに死ぬ』作品である。
注1:他の作品はライフ制を採用し、被弾ですべてのライフを失うと自機が破壊されて死ぬ。
注2:被弾すると『ああ"あああぁぁぁ~っ』という奇声(否悲鳴)+感電する骸骨+天使の輪が表示される。明確に死んでいる。ちなみに、この声は音楽担当k.h.d.nのメンバー、林康の肉声を加工したもの。
マイルストーンの操業停止後に作品制作を引き継いだ『株式会社 クロン』のメンバーが新たに立ち上げた『株式会社 RS34』がSWITCH用ソフト『イルベロスウォンプ』を制作中。
2020年冬に発売予定だったが2021年10月14日予定に延期されたが最終的にさらに一ヶ月延期され11月18日に発売。公式サイト
ダウンロード、パッケージ両方で発売でパッケージ版にはラジルギスワッグが同時収録される。
RS34の公式生放送『林檎通信第8回』にて、SWITCH以外の機種での展開と海外に向けてのローカライズが進んでいることが発表された。
ドール
今までのマイルSTGに存在していた近接攻撃『ソード』が今作では廃止されている。
その代わり、自機と分離して遠隔操作で攻撃が可能なオプション『ドール』が搭載された。
これだけなら他のSTGにも有りそうだが、『敵に重ね合わせると手裏剣がばら撒かれ
その敵への大ダメージのみならず全体攻撃も可能になる』という特徴がある。
ただしドールの移動中は自身も移動してしまう(ドールの固定は可能)為、被弾の危険性も増す。
隠しステージと『運命の鍵』
ステージに配置されている『入り口』に入ると、十数秒のみの『隠しステージ』に突入する。
この隠しステージで敵(ステージによっては固定砲台のみでもよい)を全滅させると倍率アイテム&真ボス戦突入の条件である『運命の鍵』を獲得する事が出来る。
この『入り口』自体が隠れていたり、見つけても開けるのに条件があったり、入ってもクリアに必要な攻略パターンや最低レベルが存在したりと、『ドルアーガの塔』を髣髴とさせる謎解きを要求される。