概要
国連特務機関特別行動隊(UNSTAF)の主力部隊「ナイトストライカー」の為に開発された特殊装甲車で、形式番号はCB-40。前機種のクイーン、クイーンインターグレイに次ぐ三代目のUNSTAFの特殊車両となる。
ホバー駆動により、水上や空中をも航行可能で、燃料消費を抑える為にタイヤを露出させての地上走行(省エネモード)への移行や逆のホバーモードへの移行もスムーズに行えるようになっている。
基本的な武装は機体前部に搭載された1門のオーバーウェッジ型レーザーキャノンで、ある程度のホーミングが利くレーザー弾を放つ物だが、通常時のままでは作戦の遂行が困難と判断された場合はフィギュア形態と呼ばれる人型形態に変形したり、後部カバーに内蔵されたガンバレルを展開する事で絶大な火力を発揮する事ができる(フルバトルフォーメーション)ほか、ブースターユニットやティンカーベル(支援機)等の外部搭載型の支援ユニットも用意されている。
防御装置にはPMG-F1 ダブルウィズボード式シールドを採用する事で耐弾性能を高めており、万一機体が致命的損傷を受けた場合は車体左右を分割してコクピット部を分離。コクピット自体が自走可能なバイクとなる。この状態でも戦闘は可能だが、ホバーによる飛行はできなくなる。万一コクピット部までもダメージを受け、脱出装置として使用できない場合は、パイロットが背中に背負う飛行ユニットのP.A.U.(Personal Armored Unit)をその代わりとする。
余談
インターグレイの名は、『ナイトストライカー』の企画者でもあるぱぱら快刀氏の当時の愛車ホンダ・インテグラをモジったものであり、クイーン⇒クイーンインターグレイ⇒インターグレイからなる一連の開発系譜もホンダのクイント⇒クイントインテグラ⇒インテグラのそれをなぞっている。
ダライアスバースト クロニクルセイバーズでのゲスト出演
2016年1月に発売された『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』には、同ゲーム内のDLCモードにて使用可能な自機としてインターグレイが他のタイトー作品の自機と共に有料DLCで発売(500円、 TAITO Pack版:1200円)。
原作と同様に自機を移動させながらショットを撃つと誘導弾に切り替わり、バーストビーム発射ボタンを押すと自機がバリアを纏いながら誘導ミサイル(原典であるナイトストライカーでは敵がこちらに向けて放って来る物)を発射する攻撃を行う。
弾を撃たずに尚且つ1発も被弾する事なくクリアすると加算されるパシフィストボーナスまで再現されているが、原作よりもボーナス点は低めで、あくまで余興程度のものとなっている。