概要
在日ネパール人が経営しているインド料理店。マニアが使う呼称。
日本国内におけるインド料理店の多くはインネパであり、店内にネパールの国旗が飾られていることも珍しくない。
これを日本・インド・ネパールの三国の文化を混ざり合った独自文化であると評価するものもいる。
ネパール人がインド料理店を開くのは多くが出稼ぎのためである。
そのためダルバートなどのネパール料理より、堅実に売れるインド料理を出すとされる。
ただし2020年代ごろからはネパール料理を出すインネパも増えているという。
2000年代から政府が飲食業者のビザを取りやすくしたことでネパール人の来日が増えると、既存のインド料理店で働いたのち、特徴を模倣して独立することがパターン化。結果として、メニューや内装が似たインネパが多くなっていった。
2024年時点で4000-5000店も存在している。
一方で円安やビザの厳格化、コロナ禍の影響もあり、店舗数は減少しているともいわれている。