あなたは誰と冒険に出ますか?
概要
Miiが暮らす剣と魔法のファンタジーの世界・ミートピアを舞台にさまざまな行動をとるMiiたちを見守り、冒険する『みまもりシミュレーション』。
大魔王によって顔を奪われて怪物にされたMiiたちを助け、時に彼らや神の力を借りながら大魔王の元へと赴いて彼を倒すのが目的。
ここまで書けばよくあるRPGの世界だが、なんとこのゲームは主人公をはじめとしたパーティーご一行はもちろんのこと町に住む人々も宿敵たる大魔王も(特徴的なデザインを除けば)自分や世界中のプレイヤーが作ったMiiであり、プレイヤーの好きなように設定できる。1からキャラを作るのはもちろんのこと、『Miiスタジオ』の中に保存されているMiiや『トモダチコレクション新生活』の住民、QRコードからの読み込みから引用することも可能。
さらには『みんなのMii』(3DS版ではいつのまに通信、Switch版ではOnline加入がそれぞれ必要)を使って自作ゼロでもプレイが可能。カラーパターンも髪や眉毛といった毛のパーツが32色、目やメガネの色も30色用意されている。
2021年2月18日のニンテンドーダイレクトで2021年5月21日にNintendo Switchの移植が発表された。
新要素としてメイクシステム、デートが追加。新たな仲間に馬が追加される。
モブの配役は町に訪れてから配役を決める仕組みとなっている。それに加えてデフォルトのMiiが用意され、キャラメイクが苦手な方でもプレイするテンポが良くなった。
なお、カメラが無いためQRコードから読み取る/QRコードにする、トモコレ新生活から連れてくる機能、Miiを名前で検索する機能が廃された代わりに、アクセスキーでMiiを共有する機能が増えている(3DS版とは違い個別アップロードはできない)。
システム
好き行動、ムカムカ行動
仲間同士で芽生える絆の力。各イベントや戦闘中のサポート技で少しずつ上がっていき、好きレベルが上がると様々な好き行動を覚える。戦闘中に好きレベルが上がるとHPが全回復する効果もある。逆にイライラする行動をとるとムカムカが溜まっていき、しまいには堪忍袋の緒が切れてムカムカ状態になってしまう。ムカムカ状態になると(ゲーム上のメリット・デメリットはともかく)ムカムカしている相手に対して不利益な行動をとるようになるほか、相手からの有利なワザ効果を受けられないといったデメリットも。ムカムカ状態は好き行動や宿屋で(時間はかかるが)簡単に沈めることができる。
好き行動
下記の一部行動は、好きレベルが更に上昇すればⅡやⅢにパワーアップするものも。
- アピール
- アドバイス
- きづかう
- ほめる
- 手だすけ
- おみまい
- あげる
- かたきうち
- みがわり
- はさみうち
- わけあう
- こころの声
- いかりのふっかつ
ムカムカ行動
- わりこみ
相手に「いいカッコさせない!」と割り込んで攻撃。通常攻撃が全体相手でも単体相手にはなるが、結果的に攻撃回数が1回追加されるので、メリットがある行動と言える。
- 気をとられる
- スネる
- ふきげん
- みすてる
- 大ゲンカ
神の力
神様が与えてくれた旅を乗り切るための力。戦いを進めていくごとに少しずつ解放され、バトルを有利に進めることができる。
- ふりかけ
HPやMPを回復するものはもちろん、味方を復活させるもの、味方を通常攻撃しかできない代わりに攻撃力を倍増させる効果や敵の攻撃から守るふりかけもある。いずれも回数は限られており、宿屋につくたびに満タンに補充される。
HP、MP回復ふりかけは敵を倒して、怪物にされた人間を助けるたび徐々に容量が増えていくが、他の3つは変わらない。特に命のふりかけに至っては1回の冒険につき1回なので使いどころに注意しよう。
- 安全地帯
この場所にいれば少しずつ回復していき、状態異常も休憩ターンになればすぐに治療できる。さらに敵の攻撃を一切受け付けないので、ロックオン攻撃や大ダメージ技を回避することも可能。ただし、入っている味方は『休憩中』という扱いなので戦闘行動は一切参加できない。中盤からはこの安全地帯をどう生かすかがカギとなる。ふりかけ同様、敵を倒せば倒すほどパワーアップする。
- HPバナナ、MPアメ
料理
いわゆるドーピング。怪物を倒したりイベントの報酬などでゲットできる料理を、トモダチコレクションの食べ物プレゼントのような感覚でMiiにあげて能力を強化させることができる。
満腹になるまでの間なら同じものを連続であげられるが、嫌いなものを連続であげようとすると『それはもうイヤ!』と次の冒険後か別の料理を食べるまで拒否される。最大値は99。全員を最大まで強化するか敢えて特定の能力を成長させないようにするかはプレイヤー次第。
なお、ステータス上昇は料理毎の能力基礎値が入ってから好き/大好きな料理だと若干/結構増加し、嫌い/大嫌いな料理だと結構/激しく減少する(好き嫌い問わずベースの上昇値そのものは料理によって決まる)ため、料理の基礎値でステータス上がり切る場合は(拒否でもしない限りは)嫌いなものをあげてしまうのも一つの手である。
ちなみに上げられる能力値は「HP」「MP」「こうげき(攻撃)」「まりょく(魔力)」「しゅび(守備)」「すばやさ(素早さ)」の6つ。まりょくは初代ポケモンの「とくしゅ」のようなものであり、魔法防御力にも影響するので物理職でも見過ごせないものとなっている。
宿屋
RPGにてプレイヤーの旅を疲れを癒す施設。
今作においては、ダンジョンのゴール兼拠点という意味合いが強く、世界の各地(町はおろかダンジョン、果ては敵陣営の拠点にまで)に存在する。
装備を買ったり、メンバーを強化する食事をしたり、ゲーム券を消費して遊ぶミニゲームなど様々な事ができる。
部屋は全部で5室あり、同室に入れたMiiは好き経験値が少し上がる。
風邪
ゲームを進めていくと『ハプニング』のアラートとともにMiiが風邪をひいてしまうイベントが発生する。風邪をひいてしまうとほかのメンバーで一定の経験値を稼ぎきるまでは出撃と食事ができなくなり、宿泊時の好きレベルの経験値も入らなくなってしまう。なおルーレットで当たった旅行にはなぜかついて行く。
治すには経験値を手に入れるか、他のMiiと相部屋にして看病してもらうと治る。
メイク機能
Switch版から追加された機能。
Miiに様々なメイクを施したり、ウィッグを被せて新しい髪型に変更できたりする。
パーティーメンバーのメイクはメニューからほぼいつでも行えるが、NPCのメイクはタイトル画面の『Mii』の項目から行う必要がある。
なお、ウィッグは帽子と両立ができないので帽子を被っているNPC用のMiiにメイクを施す際は必ず『Miiの手直し』から髪型を設定しておくこと。そうしないとある意味ヤバいことになります。
ちなみにこのメイク機能、メイクのパーツの組み合わせ次第では上記のスクショや動画のようにより原作に近づけたり高度なネタに走ることも可能という恐ろしい機能でもあり、前作よりも原作のキャラクターに似せる事が可能。
大魔王は顔を奪う際にきっちりメイクごと丁寧に奪っていくので、酷い時は輪郭ごと持って行かれた怪物が生み出されることも。
ちなみにミスタークイズマンのクイズ『本物は誰?』ではすっぴん状態で出題されるので、すっぴんの顔も覚えておくようにしよう。
職業
怪物と戦うために神様が授けてくれた力。隠し職業を含めて全部で14種類用意されてる。
ゲームを進めるにつれて選べる職業が増えていき、「転職」の力に目覚めれば自由に職業を変えることも可能。画像の服装はほんの一例。
Switch版では主人公限定で仲間の馬と絆を深めると強力な合体大技「人馬一体」を発動できる。
最初から選択可能
- せんし
鎧をまとい、剣を持って戦うRPG王道の職業。
どこかで見たような剣技の他、味方を敵の直接攻撃からかばう『みんなの盾』や味方を状態異常から立ち直らせる自動技『ビンタ』を覚える。高い攻撃力とHPが自慢。魔力は当然低い。
「人馬一体」では単体に強力な一撃をお見舞いできる。
- まほうつかい
ステッキから繰り出される魔法を中心に戦うRPG王道の職業。
単体から範囲、全体といった強力な魔法攻撃のほか、味方を眠らせる回復魔法や自分の防御力を半永久的に2倍にするバリアーも覚える。やはり耐久力は低いが、バリアーと高い魔力のおかげで魔法には強い。褒められれば尚更。
「人馬一体」では敵全体に雷撃の嵐を降らす必殺技『サンダーボルト』が使える。
- そうりょ
杖を使った神聖な力で味方をサポートするRPG王道の職業。
味方を回復する魔法はもちろん、成功すれば雑魚敵を一撃で葬り去る魔法も覚える。確実に復活できる魔法を唯一覚えられるので、高難易度になればなるほど重宝する。意外と素早いがやはり紙。
「人馬一体」では倒れた仲間をも蘇らせる回復系必殺技『シャイニング』が使える。
- とうぞく
ダガーを片手に素早い動きとトリックプレイで戦うRPG王道の職業。
今回は基本的に足りない回復アイテムくらいしか盗まないが、素早い動きから直接攻撃をする敵にワナを仕掛けたり裏を突いて攻撃したりと大忙し。何気に通常攻撃が全体攻撃。
「人馬一体」では敵全体から料理を盗みつつ攻撃できる。攻撃の際はなぜか隠れるように馬の胴体の側面に張り付いている。これでよく落ちないものだ。
- アイドル
攻撃用マイクを片手にサポートをこなすスーパースター。
仲間のムカムカ感情をスッキリさせたり好きレベルを操る技、さらには味方を行動させる技を持つ。服と帽子が男女別になっているのも特徴。こちらも通常攻撃が全体攻撃。攻撃技も一応覚えるが、ハウリングで味方にもダメージが来てしまうのが少々ネック。何気にHPが高い。ちなみに女装や男装も可能。
「人馬一体」では味方全員を興奮&敵全体を盛り上げ状態(こちらはたまに失敗する)にする大技を使える。
- りょうりにん
フライパンを手に持ち、料理で仲間の回復もこなせる職業。
守備力が高く、回復技を多く覚えるがメイン火力となる攻撃技が味方をイライラさせる、終盤になると回復が追い付かなくなるとかなり上級者向けの職業。AIはどうも激辛がお好きなようで…。しっかり育てると敵を料理にする即死技を覚える。
「人馬一体」では馬に激辛料理を食べさせ、馬の口から吐き出された火炎弾で敵全体を攻撃できる。この攻撃で馬は怒ったりしないが、決して真似してもいけない。
「サイショーの国」クリア時に解禁
- ネコ
高い素早さと攻撃力を持つ野生の戦士。
爪を砥ぐことでさらに攻撃力を上げられる。レベルが上がるとじゃれつく技(なお対象は味方でしかもMP回復技。『メンタルポイント』だけあって精神的に癒されるらしい)や料理を盗む技を覚えることができる。育てれば極めて強力な全体攻撃技を覚えるが、魔力が全然伸びないため魔法攻撃が弱点。
「人馬一体」では可愛くじゃれあって油断させつつ、強烈なコンビネーションで単体に連続攻撃をする。
- こあくま
翼をはためかせ、様々ないたずらで戦う槍戦士。
甘いささやきで敵のガードを緩めたり、誘惑して味方を発奮させたりお尻を突っついて他の味方に攻撃をけしかけたりとサポート技が多彩。終盤になれば全体即死技も覚える。
「人馬一体」では馬のお尻を突っついて暴れさせる攻撃を繰り出せる。ただし、反動で少しダメージを受ける。
- かがくしゃ
PCプログラムの魔法と謎の薬品入りボトルで戦う頭脳明晰な職業。
攻撃以外にも通常攻撃を仕掛けようとする味方を薬品でサポートしたり、一部の状態異常をマスクでガードしたりと役に立つ自動技を覚える。便利な分耐久力は低い。ちなみに道中イベントの話によるとこれらの装備の資金源は税金らしい。
「人馬一体」では馬に装備を付けて攻撃する技『クラッシュ』を使える。
「トナリーノの国」クリア時に解禁
- せんしゃ
(イラスト右中央)
頭の砲台から弾を打ち出す近代兵器。
通常攻撃の時点でMP2のコストがかかる、序盤で覚えるスキルが『らんしゃ』、『にんげんたいほう』など味方巻き込みやすくイライラさせやすい、武器を取られたら本当に何もできないととにかく扱いづらいが、ちゃんと育てると味方を巻き込まない技や直接攻撃の威力を抑える自動防御技を覚えてくれる。ただAIは…お察しください。ちなみに全職業でぶっちぎりの鈍足(料理補正なしだとまさかの素早さ0)。あのふりかけや小悪魔の誘惑をかけてやると・・・?
「人馬一体」ではニンジンミサイルで敵を一掃できる。ちなみに馬が8発、主人公が1発ぶちかましている。
- ひめ
扇を片手に優雅に戦うプリンセス。
序盤は貧弱だが育てていくうちに味方が姫をエスコートして華麗に攻撃をかわす、戦闘中にもかかわらずお茶休憩にして自分と味方のMPを回復、敵全体のガードを甘くするコロンと優雅で強力な技を覚えてくれる。ちなみに男でもなれます。
「人馬一体」では優雅な騎乗ダンスで味方全員を上機嫌+敵にオーデコロンを振りまくことができる。
- はな
花の衣装を見に纏い、自然の力で戦う職業。
通常攻撃が全体対象で回復技(復活技含む)を多く覚え、凄まじい突風を放って攻撃もできる。ただ、味方を怒らせる技を覚えるとAIがなぜか回復そっちのけで「大地はお怒りだー!」と祈祷して味方を片っ端から怒り状態にするようになってしまう。怒り状態だと攻撃と攻撃技に固定されるが二回行動できるようになるため、この職業はアタッカーと組ませるのが得策。
「人馬一体」では自然の恵みで味方を回復+上機嫌にさせられる。
特定条件を満たすと解禁
- ヴァンパイア
不死身と呪いの力を持つ闇の貴公子。
コウモリを使った全体攻撃のほか、不死身の力を味方に感染させることができる。ちなみに直接攻撃を食らうと倒されたりしなければ呪いで受けたダメージの半分(最低でも1)をお返しするので、ある経験値豊富なレア怪物相手に大活躍する。
「人馬一体」では闇の力を解放し、無数のコウモリの群れで敵を一掃できる。
- エルフ
弓の扱いに長けた森の妖精。
直接攻撃を仕掛けてきた敵に矢を放って味方を守る『カウンターアロー』や魔法使いのバリアーを自分以外にもかかるようにした『森のまもり』など優秀な技を覚える。ただし、この職業を選べるようになるまでの道がかなり険しい。
「人馬一体」では騎射攻撃『シャイニングアロー』を使うことができる。
性格
Miiの性格は全部で7種類。メニューでいつでも書き換えられる。
- やさしい
- げんき
- マイペース
- クール
- がんこ
- てんねん
- しんちょう
冒険の舞台『ミートピア』
- サイショーの国
第1章の舞台で小さな町と城がある。独特な盛り付け方をしたチーズケーキが名物。また、肉の美味さによって政治が決められるらしい。
- トナリーノの国
- エルフの国
- 火山
主な登場人物
※プレイヤーがストーリーイベントで配役を決めるキャラ。
()はSwitch版でのデフォルト名
Switch版ではMiiキャラは全員プレイヤーが配役を決める。
- ※主人公とその仲間達
気ままに旅を続ける旅人。神の力で強制的に職業の力を得てミートピアの平和を取り戻す為、大魔王討伐の旅に出ることになった。
基本的に素直でいい子なのだが、時折サディスティックな一面を見せることも。
- 馬
怪物に襲われていたところを主人公一行に助けられてそのままついてきた。
仲良くなれば跨って攻撃したり、乗ってステージを駆け回り時間を短縮することもできる頼もしい存在。上記の通り、主人公限定だが(MP全消費)の大技「人馬一体」を発動することも可能。
カラーはもちろん、性別も姿もある程度は自由に決められる。ユニコーンやバイコーンにもできてしまう。
某ポケモンにそっくりなパーツもあるので、頑張れば似せることも可能。
- ※大魔王(ドイル)
ミートピアに混沌をもたらす存在。各地に現れては人々の顔を奪って生み出した怪物にくっつけて回っている。旅を進めると主人公の職業の力を封じたり、仲間を攫ったりと主人公に何度も妨害工作を仕掛けてくる。そんな彼にも秘密があるが、それはゲームを進めるとわかる。
- 神様
神の力で主人公一行をサポートする。重要人物の割に最後まで顔を出さない。
- ジャンケンマシーン
ミニゲーム『ジャンケン』の対戦相手。
- ※大賢者(インテロ)
旅の途中で出会う白いローブの旅する魔法使い(ただし使う魔法は上述の魔法使いとは少し違う)。困った人を放っておけない善良な人物で一行をサポートしてくれる。
- たよりない町長(ヘターレ)
- ※王様(ジョバンニ)
サイショーの国の王様。大きな骨付き肉を手放さない大食漢で常に兵士2人(ヒダリテ・ミギテ)が担がないといけないほどの巨漢。少し頼りないけど国民からの信頼は厚い。最初は大魔王の存在を信じてはいなかった。
物語を進めると所用で出かけている彼と会うことができ、骨付き肉を分けてもらえる。
- ※姫(マリアンヌ)
サイショーの国のお姫様。父親とは違い、普通の体格。政略結婚相手と幼馴染の間で板挟みとなっている。
余談ですが男でもなれます。
- ※落ちぶれた貴族の息子(ユウタ)
先程の姫同様性別逆でもなれます。
- ※となりの国の王子(リナトン)
イベントで一度主人公一行と一緒に戦闘をするが、何もせずただ威張ってばかりで倒した後に手柄を横取りするというあんまりな態度を取って一行をイライラさせる。最終的に勇気のある落ちぶれた貴族の息子と比べてすぐに逃げ出した事を見ていたサイショーの王様によって姫との婚約を破棄され、祖国の砂漠に逃げるように帰国する。魔人が封印されていたランプを押し付けた後は砂漠の真ん中で一行からひどい扱いを受けることに。
この3人は性別が逆でもなれますので上手く行けば、あんな事やこんな事、まさかのこんな配役だってできます。
- ※ランプの魔人(ジンジン)
少々間が抜けており、弱点のランプの使い方をうっかりバラしてしまう。
- 悩む探検家(タケシ)
お宝を探し求める探検家。お宝やレアな怪物の情報を教えてくれる。ちなみに辺境で似たような仕事をしている妹がいる。
- さばくイチのセレブ(モチルダ)
- ※大妖精三姉妹
エルフの国の三姉妹。色っぽい長女(紫髪)(イザベル)、優しい次女(オレンジ髪)(アニー)、わがまま娘の三女(金髪)(サンドラ)。エルフの国を襲った大魔王と対峙する主人公一行に力を貸してくれる。ちなみに戦闘スタイルは上述の職業・エルフの技の一部。3人揃った時の魔法の踊りは必見もの。
三女はたびたびエルフの国の外へ出かけては怪物の持つおやつを狩りに行っている(クエストを手伝えば分けてもらえる)。
- 旅する美食家(グルメール)
おいしい料理を求めて旅をする中世欧州貴族風の人物。各地で激レア料理を食べては絶賛コメントをしているが、何でもおいしそうに食べているので味覚は少し怪しい。彼に出会うと各地の名物料理をおすそ分けしてもらえる。
- ミスタークイズマン(ナンモン)
クイズ好きの放浪者。クイズの内容は登場人物にかかわるものから小学生レベルのクイズまでと結構幅広い。正解すると景品としてアイテムをもらえる。
- 任天堂ファン(マリコ)
- 旅する写真家(トルゾー)
- どこでもポストマン(タッキュー)
怪物
大魔王によって生み出されたモンスター達。
ほとんどが顔のないのっぺらぼうでそのままだとほぼ無力であり、大魔王がMii達から奪い取った顔を付ける事で狂暴性を増させ、操っている。
- スライム
様々な環境に適応した為か、無駄に種類が多い。
手に入る料理は、フワトロ食感の絶品ゼリー「スライムゼリー」。
- ガンメンガ
コイツも無駄に種類が多い。
手に入る料理は、ガンメンガが集めた花の蜜「ガンメンガのミツ」。
- ゴブリン
スライムやガンメンガほどではないものの、彼も無駄に種類が多い。
手に入る料理は、ジューシーな厚切りハム「ゴブリンのハム」。
- モクモク
手に入る料理は、雲のように柔らかい食感を持つ綿あめ「モクモクわたあめ」。
- ロック
手に入る料理は、岩みたいに硬いけど噛むのが少し癖になるチョコレート「がんせきチョコ」。
- ワライタケ
手に入る料理は「キノコソテー」。食べると笑いが止まらなくなってしまうらしい。
- ネズミー
手に入る料理は、ほんのり甘い穴開きチーズ「ネズミーのチーズ」。
ロングヘアーな女の子の幽霊。種類によって貰い泣きさせたり、悪に堕としたりと使用する技が異なる。
女の子系の怪物と言う事だけあって、結構人気がある。
手に入る料理は、独特な風味のする飲み物「バンシーのなみだ」。
- デビル
リーゼントが特徴的な悪魔系の怪物。色々とめんどくさい状態異常をかけてくる。
手に入る料理は、砂糖が満遍なく使われたとても甘〜いケーキ「あくまのおやつ」。
- モグラー
手に入る料理は、地層に見立てたクリームにモグラーの毛を思わせるチョコアイスがトッピングされた「ちそうパフェ」。
- ゴーレム
手に入る料理は、ゴーレムの手で熱された、肉汁迸る熱々ステーキ「ゴーレムステーキ」。
- ピョン(一般)
料理は存在せず、料理関係の技に対して完全無敵である。
- ピョン(レア)
一般ピョンとは異なるタイプのピョン。キラキラ輝いていて、大量の経験値やお金を持っている。意外と素早く、先制攻撃で大ピンチに陥ることも。
料理は基本的に無いが、味ピョンのみ「ピョンのおやつ」を落とす。
- グリフォン
手に入る料理は、モモ肉をじっくり焼いたロースト「ローストチキン」。
- ペロリーナ
手に入る料理は、甘い香りを漂わせる紅茶「ひとくいハーブティー」。
- コング
手に入る料理は「ゴリラプロテイン」。憧れのマッスルボディを手に入れたいあなたにオススメ。
- サソリ
手に入る料理は、サソリを丸々焼いた「サソリの黒焼き」。滋養強壮に打ってつけの品。
- サボテン
手に入る料理は、サボテンに蓄えられた水分をストローに刺して頂く「サボテンジュース」。
- カセキ
あと何故か無駄に種類が多く、化石や壁画を象った種類もいる。
手に入る料理は、文字が焼印されたトースト「ヒエロトースト」。
- コブラ
手に入る料理は、コブラを丸々カリッとフライにした「コブラのフライ」。タンパクな身は揚げ物と相性がいい。
- ミノタウロス
手に入る料理は、混じりっ気なしのビーフ100%ハンバーグ「ビーフハンバーグ」。
- 名画
見たまんま、富嶽三十六景の凱風快晴やモナ・リザといったリアルの名画(1枚だけ本作オリジナル)をモチーフにした怪物。直接攻撃をすると時々見とれてしまい逆に攻撃を食らう。
手に入る料理は、名画がデコレーションされたクッキー「名画クッキー」。
- マミィ
武器を取られたら何もできない戦車にとっては天敵。
手に入る料理は、ミイラのようにカラカラに干された干し肉「マミィジャーキー」。
- 亡霊武具
手に入る料理はそれぞれ、切れ味抜群の剣で魚を捌いた新鮮な刺身「ソードおさしみ」(剣)と盾を皿として活用したグラタン「たてグラタン」(盾)。
- ファラオ
手に入る料理は、王家の者だけが使える聖なる器に入ったモロヘイヤのスープ「王家のスープ」。
- フワッコ
あと何故か無駄に種類が多く泡や風船、花になっている種類もいる。
手に入る料理は、風が吹いたら飛んでしまうほど軽いマシュマロ「ふわマシュマロ」。霞を食べているような軽い歯ごたえ。
- シリトリ
尻に顔と言う大問題な怪鳥。案の定屁までこいてきて、プレイヤーを挑発してくる。
手に入る料理は、肉をスパイスで煮込んだカレー「チキンカレー」。
- トマト
手に入る料理は、トマトソースを絡めたスパゲッティ「トマトスパゲティ」。
- グレムリン
手に入る料理は、砂糖に油に着色料、やんちゃなトッピングドーナツ「グレムリンのおやつ」。
- クモ
手に入る料理は、揚げたクモを具にした巻き寿司「スパイダーロール」。
- フクロウ
手に入る料理は、フクロウが操って森の仲間たちに集めさせた「森のミックスナッツ」。栄養満点で健康にも良い。
- かぜ
手に入る料理は、レモンとソーダを竜巻でかき混ぜた爽快な飲み物「たつまきレモネード」。
- デンデン
手に入る料理は、殻ごとデンデンを蒸した「デンデン蒸し」。旨味が閉じ込められてジューシーな味わい。
- オタマン
手に入る料理は、大人もつい食べたくなってしまう味付けの野菜入りベビーフード「オタマフード」。
- カエル
手に入る料理は、飲むと歌いたくなるほど気分が良くなるジュース「カエルジュース」。
- スケルトン
手に入る料理は、カルシウムたっぷりのビスケット「ほねビスケット」。
- ボム
手に入る料理は「ボムボールガム」。噛んで風船を膨らませて割ると、爆弾並みの破裂が起こる。中には本当の爆弾が紛れていることがある。
- ケルベロス
よく見ると顔パーツとは別にちゃんと目がある。
手に入る料理は、ケルベロスもうなる美味しさの「地獄のホットドック」。これ一つでバランスの良い食事ができる。
- デーモン
手に入る料理は「デビルプロテイン」。飲めば悪魔的な増強効果が見込める代物。
- 鉄球
手に入る料理は、鉄球をくり抜きボウル代わりにして煮込んだシチュー「とげシチュー」。鉄球から鉄分が漏れ出し鉄分不足を改善できるが、熱すぎる上にトゲトゲしているので素手で触るのは厳禁。
- 亡霊鎧
手に入る料理は、トゲトゲの肩パッドを器に代用した、激辛スープ「炎のチリスープ」。
関連項目
Mii ニンテンドー3DS ニンテンドースイッチ
グッド・フィール※背景・武器・服の制作を担当
以下はゲーム後半のネタバレにつき隔離
『ミートピア』(ネタバレ)
- 旅人の町
ミートピア中から集まってきた人々が行きかう町。日替わりでクエストを受注できる。
- 氷の大地
実はサイショー編の段階で存在だけは認知できる。
- フシギの国
- 雲の国
- 超摩天楼~魔空間
- ガラパス島
超魔王ですら手に負えない怪物たちが潜む危険な街。
人物(ネタバレ)
- ドラゴン
大魔王の城にて襲い掛かってくる中ボス。本来は気の優しいのんびりとした性格だが、大魔王が奪ってきた釣り目パーツによって狂暴化してしまった。大魔王が倒されたあとは主人公一行の移動手段として世界中を飛び回る。彼とは別のドラゴンも多数存在している。
- 町の情報屋
- 元大魔王
物語前半で顔を奪い続けた大魔王の正体。超摩天楼の入り口付近で顔を奪われ、大魔王の幻影にされていたところを主人公に助けられる。
元々は人生に思い悩んでいたバナナ工場の作業員で、魔王の呪いに唆されて封印を解いてしまい、大魔王となっていた。大魔王としての悪行は彼の意思によるものではなく、自由を奪われ魔王の呪いの所業を見ていることしかできない事に罪悪感を感じていた。
超摩天楼では一緒に戦ってくれる他、ピンチになった仲間にバナナを分けてくれる。ちなみに武器は小石で攻撃力は素手並と非常に貧弱。クリア後は強敵が潜む『ネオンシティ』に人が迷い込まないように注意するアルバイトをしている。
- 超魔王
後述の魔王の呪いが主人公を庇った大賢者に憑依して変身した姿。今作のラスボス。
大賢者の力を手に入れたことで大魔王時代よりも戦闘力も顔を奪う能力も強化されており、わざわざ現地に赴かずとも対象の人間の顔を奪って怪物化できる。
戦闘時は太陽を模した某有名RPGのラスボスのような両手と本体に分かれた姿『真超魔王』(右イラスト参照)に変形する。主人公一行は物理攻撃の左手担当3人、大賢者が使用した魔法の強化版を駆使する右手担当3人、本体担当4人に分かれて対抗することになる。本体は両手担当6人の顔を奪って作った怪物(コイン)を仲間として呼び出し、彼らに攻撃をかばわせる。追い詰められるとパーティーメンバー全員のHPを強制的に1にする技を使う。
- 魔王の呪い
大魔王、超魔王の本体ですべての黒幕。人間に対する怒りや妬みといった負の感情の塊。元々は人間だったが、誰にも相手をされないと孤独を感じて自ら顔を捨てた事で現在の姿になった。
主人公の選択で新しい顔を与えた上で人間として復活してこれまでの罪を償わせるか、そのまま消滅させるかを選べる。ちなみに一応配役は選べるのだが、何故か登場時の名前は省かれる。
人間として罪を償わせる道を選んだ上でネオンシティを進めると、ネオンシティのボスと回復なしで8連戦を行うボスラッシュダンジョン『恐怖の塔』が開放される。
- ミステリー調査員
怪物(ネタバレ)
- ペンギン(画像手前)
手に入る料理は、ペンギンが餌として食べている「ペンギンのおやつ」。脂が乗っていて美味しい。
- スノーマン(画像奥)
手に入る料理は、雪だるま型のマグカップに入った身も心も温まるホットミルク「ゆきだるまミルク」。
- クリスタル
手に入る料理は、雪の結晶をふりかけたひんやりサラダ「氷のサラダ」。
美しい容姿をした女性型の怪物。こちらの心を闇に堕としたりと面倒な事をしてくる。
女性と言う事もあって人気は高い。
手に入る料理は、美を追求する女王専用の「美容サプリ」。
- はなじん
強化個体のインテリはなじんは殺人級のくしゃみ攻撃をぶちかます初見殺し代表格。エルフ転職ダンジョンの壁となる一体。
手に入る料理は、はなじん自慢の嗅覚で厳選した茶葉で作った「香り高い紅茶」。カップとソーサーもはなじんセレクトだったり。
- パン
手に入る料理は、様々な食材で挟まれた「サンドイッチ」。
- ハンバーガー
ストーリークエスト中に出てくるゲキカラバーガー×2は本作屈指の強敵。
手に入る料理は、ガブリと手づかみでかぶりつくのがオツなファストフード「ハンバーガー」。
- ハンマー
手に入る料理は、ハンマーで叩いて柔らかくした肉を使った肉料理「ハンマーのタルタル」。
- はなちょうちん
手に入る料理は、犬のようにフカフカした食感の犬を模したパン「犬のパン」。
- パペット
服の中に骸骨を隠した怪物。時々骸骨を使ってこちらを操って来る。ただし操るといってもこいつやこいつみたいに同士討ちとか勝手に行動するとかではなく1ターン動けないだけだが。
手に入る料理は、ガツンと来る強烈な辛さが持ち味の唐辛子「パペットペッパー」。
- リザードマン
手に入る料理は、引き締まった尻尾のロースト「ローストしっぽ」。
- UFO
手に入る料理は、天日干ししたUFOから出てくる「乗組員グミ」。グミの形は宇宙人を模っている。
- ロボット
手に入る料理は、現代社会を生き抜くために欠かせないエナジードリンク「ロボドリンク」。ライトやサーチ機能が搭載されている。
- オロチ
よく見てみると、宝玉はオロチの事が気になっている様子だが、当人はウザがっており
近づいて来る宝玉に噛み付こうとしたり、ブン投げたりとかなりお仕置きしている。エルフ転職ダンジョンの壁となる一体。
手に入る料理は、白身をバターで焼いた香ばしい「大蛇のムニエル」。外はサクッ、中はフワッと良い舌触り。
- メデューサ
蛇の様な髪を持つ女性の怪物。こちらを石化させて動きを封じて来る。
手に入る料理は、メデューサによって石にされたチョコレート「石化チョコ」。石のはずなのに食べられる。
- 宇宙人
手に入る料理は、宇宙でも効率良く食事ができるように作られた「スペースフード」。バナナ味。
- 死神
今作最凶最悪の初見殺し。不気味な目を輝かせた地獄の使者。
魔力・素早さ10000というぶっ飛びすぎた性能で、魔法攻撃は絶対即死の999ダメージ。その上魔法ダメージは1にまで激減され、ついでに確定先行など無茶苦茶である。
これでかばうが発動したら・・・。
唯一の良心は物理耐久力が貧弱なこと。
手に入る料理は、デビル系の怪物と同じ「あくまのおやつ」。
- ドラゴン(エンカウント)
手に入る料理は、太陽の光を浴びて育ったドラゴンの鱗のような不思議な果物「ドラゴンフルーツ」。
- ギター
手に入る料理は、ピックの形をしたスナック「ピックナチョス」。
- ハーピー
手に入る料理は、羽のように軽くてフワッとしたオムレツ「ふわふわオムレツ」。
- レトロコンピューター
手に入る料理は、料理がそのままドットになってしまった「デジタルフード」。
- レプリカ大魔王
大魔王の偽物として生み出された怪物。しかし実力は本物を遥かに上回る。エルフ転職ダンジョンのボスだが、りょうりにんの「料理してやる」や、そうりょの「パニッシュメント」で即死させることもできてしまう。
ちなみにこのレプリカ大魔王、挑戦するクエストによっては通常エンカウントする。酷いときは彼よりも小さいボスのお供として登場する。どっちがボスだよと言いたくなること必至。
手に入る料理は、大魔王が愛する最上級の料理「究極の美味」。
- 王(ボス)ピョン
HPが膨大で強力な範囲攻撃、更にHPを減らしていくにつれて怒り出し、怒りが頂点に達すると様々な状態異常を引き起こす光を放つなど生半可なパーティでは返り討ちに遭う凄まじい強敵。
更に、王ピョンが呼び出す子ピョンは確定でHPを1だけ残す光線を放ってくる。