CV.ゆかな
概要
2023/02/23～2023/03/09に開催された期間限定イベント『黙示の遺構』にて、期間限定建造で実装。
レアリティはURで、入手時アニメーション、200回の天井、およびデフォルトスキンのプチモーション(簡易Live2D)付き。
人物・容姿
服装こそ聖職者のような格好と言えなくもないが、露出が非常に多くきわどいのが特徴。
下着は一応穿いているようだがほぼ紐に近いため、一般的な下着ラインがある位置には何もない。
日本よりも女性の肌の露出に対して規制が強い大陸版ではどのキャラも謎の光であちこち隠されたり、ゲームの建造画面では「Pick UP!」マークで絶妙に隠されていたりしたのだが、インプラカブルは目玉のURでそもそも扱いがでかいのに露出が多すぎで隠しきれず、苦肉の策として胸元付近に謎の空間の歪みが発生して無理やり隠されていた。
イベント情報が公開されたアズレン生放送では日本なので肌は別に隠されていなかったが、出演者であるマフィア梶田が鼻血を出すほどの威力を見せつけた。
極めつけに頭には悪魔のものを思わせる角が生えており、着せ替えスキンで他の服装をしている時は生えていないことからインプラカブル本人の頭から生えているものではなく服装の一部の模様。
意図して付けているという事になるので確信犯である。
中身も見た目通りで武蔵とプリンツ・オイゲンを足して2で割ったような蠱惑的で甘やかしの権化のような性格。
指揮官が堕落する事を望んでいる訳ではないが、「指揮官が理性のタガを外して自分に欲望を吐き出すこと」を頻繁に誘ってくる。
びそくぜんしん！でも早速登場しているが、シスターらしく告解室(教会で懺悔を行う小部屋)で指揮官と「片付けが必要なこと」をしていた事を匂わせている。
シスターの格好をしていてそれらしい行動もするが、別に神への信仰がある訳ではない。ロイヤル勢らしく陛下(QE)への忠誠心はしっかり持っているが、指揮官との絆が深まると指揮官の名の方が多く出てくるようになる。
名前の由来にある通り敵対するものには慈悲も容赦もないが、本人曰く「自身が信じるものに忠実であるだけ」とのこと。
このことから「ドスケベサキュバスシスター」というあまりに直球なあだ名で呼ぶプレイヤーも少なくない。
デザインはシリアス、フォーミダブル、パーシュース、インドミタブルなどを手掛けたKIn氏であり、ドスケベサキュバスシスターが生まれてしまうのも当然かもしれない。
ちなみに氏によって衣装の設定図も公開されており、それによると背中はそっくり空いているらしい。
なお、かなりの辛党で食堂でわざわざ「激辛」と注意書きされているメニューを食べても大した事が無いというほど。
またメイド隊ではないためか、淹れるお茶がよく言えば独創的、悪く言えば液体Xとそちらはあまり得意ではないことが窺える。お茶会の際には他のイラストリアス等にお茶を淹れる事を止められ、酸素コーラを誤飲しても平気だった指揮官が口を付けようとせず、放っておくとメイド隊にゴミと間違えられて捨てられるほどであるため余程酷いものらしい。
着せ替え『迷える指揮官を導いて』
同イベントで販売された着せ替えスキン。
デフォルトスキンと同じくプチモーション付き。
今度は「ドスケベ女教師」といった格好であり、白シャツに黒のタイトスカート、黒のストッキング。
こんな格好ですっ転んで大股開きになっている上、上半身のシャツは濡れて透けており、胸元も大きくはだけて見えるギリギリ。
よくAppleの審査通ったものである。
当たり前だが大陸版では謎の光があちこちに湧いている。
設定的には文字通りの女教師で、指揮官は女教師に欲情する悪い生徒らしい。
他のKAN-SENと違って実際にそういう活動をしている訳ではなく文字通りの「設定」のようで、この女教師の格好で母港で具体的に何かの活動をしている訳ではない様子(少なくとも本人は何も語らない)。どうやら指揮官とそういうシチュエーションプレイをしたいだけでこの格好をしている模様。
童貞を殺しそうな服を着てたヴォルガもシチュプレイのようなものだったが、あっちはあくまでARゲームへの没入が目的だったのに対し、インプラカブルは本当にこのシチュプレイのためだけにやっている。
性能
URらしくトップクラスのステータスにスキルを誇る。
艦載機構成は「戦闘機3/フリー3/攻撃機3」の合計9機。
- スキル1「慈悲なく容赦せず情けかけず」
自身が所属する艦隊の戦闘開始時、もしくは所属艦隊以外の艦隊の海域での3回目の戦闘まで自身が戦闘可能である限り、艦隊のメンバーがダメージを受ける度に【トークン】を1個蓄積させる（最大9個まで）。
自身の航空攻撃時、特殊航空攻撃Lv.1-10を発動し（威力はスキルレベルによる）、すべての【トークン】を消費する。消費した【トークン】の数に応じて下記の効果を追加で発揮する：
①3個以上：5秒間、自身が与えるダメージが1.0%(10.0%)アップ
②6個以上：この航空攻撃による発見ゲージの上昇を無効にする
③9個：この航空攻撃は必ずクリティカルになる。
簡単に言うと「艦隊の誰かがダメージを受けるたびに次のインプラカブルの攻撃が強化される」スキル。
「トークン」と書いているが何かの物体を召喚する訳ではなく、インプラカブルのスキルで使うカウントが進むだけである。
このカウントは3個溜まるたびに画面上に「【慈悲なく】3/9」「【容赦せず】6/9」「【情けかけず】9/9」と、インプラカブルのスキルカットインとして表示される。「所属艦隊以外の艦隊の戦闘」でも同様にインプラカブルのトークンカウントカットインが出る。
このトークンはスキル2と共有されている。
トークンを消費して得られる効果は、こちらは累積式であり、9個消費すれば①②③全ての効果が同時に発揮される。
9個までトークンを溜めてから航空攻撃できれば非常に高い火力を発揮できるが、トークンの蓄積が相手依存になる。
基本的に前衛がダメージを受けることでトークンを溜めるのが主な流れになるが、雑魚戦で画面にモブ艦しか出ておらず距離も空いている(砲撃してこない)、前衛にシールドが張られているなどの状況ではダメージを受ける機会が無くトークンが溜まらない事もある。
ただし名有りの人型敵など常時弾幕を展開する相手だとカスダメージの量からしてトークンは一瞬で9個MAXになることが多く、ボス戦向きのスキルと言える。
- スキル2「動いても無駄よ♪」
自身が航空攻撃を行う場合、70.0%(100%)で発動、すべての敵の速力を2秒間で徐々に0まで減少させ、その後2秒間0のまま持続し、そのさらに2秒間で徐々に元に戻っていく。
この効果が発動した場合、ランダムな敵1体の回避が6秒間10.0％(20.0%)ダウンする（人型の敵が優先に選択される）。
所属艦隊以外の艦隊の海域での3回目の戦闘まで、その艦隊の旗艦が1回目の主砲攻撃・もしくは航空攻撃を発動した場合、全ての【トークン】を消費し、2秒後消費した【トークン】の数だけ下記の効果を発揮する：
①3～5個：すべての敵が2秒間速力20%ダウンする；
②6～8個：すべての敵が2秒間速力60%ダウンする；
③9個：すべての敵が2秒間速力100%ダウンする；
【セイレーン作戦では、艦隊の戦闘回数はエリアを移動時にリセットされる】
スキル1よりも文章が長いが、簡単に言うと「航空攻撃時に敵の動きを止める＋回避を下げる」「他の艦隊の戦闘時にもトークン次第で動き止めをする」
速力低下は流星拳を叩きこむ時に重宝される効果で、スキルレベルを10にすれば100％発動してくれる。きちんと速力0＝完全停止にまで追い込み、かつ発艦～魚雷投下までのラグに噛み合うようにスキル発動後少ししてから停止する。
インプラカブルのスキルに「トークン」と言う言葉が乱れ飛んでいるので分かりにくいが、この速力低下スキルはスキルレベル依存の発動率こそあるものの、これ自体はトークン無関係でありトークンの数に関係なく発動する。
もう一つの効果は、インプラカブルがいない方の艦隊の旗艦の攻撃に合わせて同様の速力低下をばら撒く効果。
こちらはトークンの消費数によって効果の度合いが異なり、完全停止に追い込みたい場合は9個溜める必要がある。トークン蓄積効果はこのスキルには無いため、スキル1の効果で溜まるトークンを消費する事になる。
こちらの停止も発動2秒後から発生するため、戦艦の砲撃だと完全停止前に着弾してしまう可能性がある。
- スキル3「祈りは誰に向けて」
戦闘開始時、自身の航空・命中が1.0%(10.0%)アップ。自身が爆撃機を装備している場合、自身の装填を1.0%(10.0%)アップ。
戦闘開始時、制空権状態が「劣勢・喪失」でない場合、自身が戦闘可能である限り、味方前衛艦隊のロイヤル艦船の対空・回避が5.0%(15.0%)アップし、主力艦隊のロイヤル艦船が受けるダメージを1.5%(6.0%)軽減する。
自身へのバフと、味方前衛ロイヤル艦への防御バフ。
自身へのバフは航空と命中が無条件アップするスキルで、爆撃機を装備すると追加でバフが得られる。
爆撃機を装備するにはフリー枠を爆撃機に使う必要があるが、得られるのは装填バフだけであるため、攻撃速度の調整次第ではあえて爆撃機を装備しない選択肢もある。
味方へのバフは制空権が均衡以上である必要があるが、それ以外は無条件で前衛ロイヤル艦の生存力を上げてくれる。
総じて、URだけあって何をやらせても強いが、特に対ボス火力に特化するのに適したスキルを持つ空母。
停止スキルを持つため他の空母と連携させれば特大の火力を叩きこむ事ができ、さらに自身も攻撃機2編成にする事も可能。
この大火力を確実に発揮するためにはある程度以上の敵の弾幕が必要という点も、対ボスの方が運用目的がはっきりしやすい。
元ネタ
かつてイギリス海軍で就役していたイラストリアス級5番艦で、準改良型のインプラカブル級1番艦とされることもある同名の空母を艦船擬人化したキャラクター。2023年2月に登場。
インプラカブル(Implacable)とは「執念深い、無慈悲」と言った意味を持つ。
placate…(他人の)好意を得る、和解する
placable…容易に落ち着く、(他人と)すぐに和解する
implacable…容易に和解できない、無慈悲
余談
登場からわずか半年強の2023年9月11日、DLsite.comにてでASMRが発売された(リンクはこちら)。
タイトルは「【アズールレーンASMR】指揮官を癒やし隊！ シスター・インプラカブルの癒やしい音感施術」
やっていること自体はただのマッサージの筈だが、その言葉や吐息すら聞こえるその囁き、track02にいたってはそのシチュエーション故に流れ続ける水音が否応にも淫猥さを漂わせる。
↑イラストはYuyu氏によるジャケットイラスト
なお、発売日から僅か10日で売上本数1万本以上を達成し、総合24時間、7日間、30日間のランキングにて1位を獲得。総合累計売上でも44位、ASMRに限れば累計33位を達成した(しかもまだ発売から間も無いためこれからさらに伸びる可能性がある)。
