概要
10代の海賊の少女。その海賊の頭領の娘だった。
一人前の海賊になるための試験として、キノに海賊行為を働こうとしたが逆に倒され、海賊を辞める。海賊を秘密裏にしているという国で普通の人となり、その後は作家として活躍している。
海賊として振舞っていた際は一人称が「オレ」かつ短髪で、男勝りな言葉遣いだったが、後日譚では一人称も「私」で、性格的にも落ち着いた大人の女性となっている。
初出の「終わってしまった話」では途中まで作家となったイーニッドの目線から話が語られるが、まるでキノが作家となって旅の終わりを振り返るかのような書き方であったため、初読でどきどきさせられた読者もいるとか。
外伝パロである「学園キノ」では、オタク文化に異常に詳しい留学生お嬢様「イーニッド・スミス」として登場するが、かなりキャラが変わっているので注意。