ウィッチ(LoV)
うぃっち
初代における亜人種族看板娘の一人。ロードオブヴァーミリオンIIIにおいてはウィッチは新要素である「クラス」の一つとなり、後述のバーバ・ヤーガがウィッチである使い魔として再参戦した。
彼女自身はⅢでは参戦しなかったが、続編ロードオブヴァーミリオンRe:3において再登場を果たした。
その名の通りウィッチ(魔女)の少女。個人名は「マルグリッド」。
幼少時に両親を亡くし、燃え上がる町にたたずんでいた所を「黒き森の黒き魔女」(おばあちゃん)に拾われる。
どうしたら誰も泣かないで済む世界になるのか、と尋ねたマルグリッドに彼女は「闇だけでなく光すらも統べる、偉大な魔女におなりなさい。」と告げたという。
こうして彼女は弟子となり、魔術修行に励んでいる。凄惨な過去を持ちながらも明るい性格に育ち「大陸の支配者」のちには「世界の支配者」になるという大望を持つが、まだ魔女としては未熟で、ドジっ娘である。
フレーバーテキスト「偉大なる魔女のサーガ」では野望の実現のため「黒き森」を離れ旅に出、仲間と出会い珍道中を繰り広げる。
同じ魔女であるバーバ・ヤーガもその一人。彼女はバーバ・ヤーガの名を襲名した少女だが、その祖である「冬の妖婆」(初代バーバ・ヤーガ)が現世に蘇るための生贄としてマルグリッドを裏で狙っている。
しかし、マルグリッドの微笑みを見て胸が痛むようになり、決心が揺らいでいる。
ギガスや酒呑童子に喰われそうになったり、野望成就に利用する気満々で近づいてユニコーンに小突かれたり、ワーウルフ本人が背後にいるのに気付かず失言してしまったりしても何だかんだで行動を共にする事になる。
シャドウナイトにとって、自身の鎧の中の不浄を目にし触れることになっても友と呼び、「ギルス」という名前をくれたマルグリッドはかけがえの無い存在となっている。
そもそも彼女が「大陸の支配者」となる野望を持つきっかけになったのは、あるドラゴンを救えなかったことであり、旅の中で再会した彼女はアンデッド化した彼の魂を救っている。
へっぽこではあるが器のでかさを秘めている。
ロードオブヴァーミリオンRe:3では次元の果てに居城を構える偉大なる魔女「ル・グラン・ソルシエール」として大成している。
初代の最初のバージョンからコスト15(最大30)の使い魔として登場。レアリティはコモン。低めな耐久力を若干補える特殊技「魔女の秘薬」を持つ。
ver1.2では派生カード【魅惑】ウィッチがスーパーレアで登場。効果範囲内にいる味方の攻撃対象を複数にする優秀な特殊技「ワイドマジック」を持つ。
Ⅱにおいて亜人は人獣に統合され、ver2.5で初代と性能が異なる無印ウィッチが通常レアで投入された。コストは25で、味方アルカナストーンシールドの封印ゲージを一定量減少させ、(特殊技を含む手段での)シールド封印をできなくする特殊技「シールドマジック」を備える。
VerRE:2ではコスト10の【魔導】ウィッチがレアで登場。これまでのウィッチと異なり移動速度が3に上昇している。範囲内の味方の攻撃を貫通攻撃にするが、複数攻撃持ち使い魔の攻撃対象は単一にしてしまう特殊技「ピアーズマジック」を持つ。
Re:3では「マルグリッド」のカード名で参戦。種族が変わり魔種となっている。レアリティはアルティメットレア。コスト50(最大90)のマジシャンで、超覚醒時にシュータースタイル時に攻撃を当てた敵ユニットを弾き飛ばす「ブラストマジック」が発動する。