CV:五十嵐由佳
概要
第一作の最初のバージョンから登場している古参使い魔。
かつて公式モバイルサイトLoV.netに連載されていた小説『バーサーカー戦記』の主人公。
人気の高いキャラクターで、カードイラスト以外の公式グッズでも描かれている。
「Ⅲ」で通販されるブースターパックにおいて、ver3.2から新設されたVR(ヴァーミリオンレア)版のあるカードとしても選出された。
絵師
カード
梁慶一(初代、Ver2.6、VerRe:2SP)
駒田絹(初代PR)
東冬(VerRe:2.2)
菊池政治(ⅡSP)
Tomatika(ⅡPR)
ひと和(ver3.1)
オサム(ver3.2)
久方綜司(ⅢSP)
碧風羽(ver3.3)
グッズ
タイキ(VerRe2「バーサーカー戦記デッキケース」)
オサム(VerRe2「バーサーカー戦記・ミニカードファイル」)
キャラクター設定
身長170cm、体重は55kg(初代)54kg(初代PRカード、Ⅱ、Ⅲ)。
VerRe:2.2では身長は「鹿のごとく」体重は「鴉のごとく」最高速度は「狼のごとく」と記されている。
LoV世界には50kg超の巨大ガラスが棲息しているのかもしれない。(ちなみにⅢで同時期に追加された使い魔のヤタガラスが56kgである)
辺境の鉱山街で生まれたが孤児となり、バーサーカー族の家庭に引き取られ育てられた。
幼少期は、酒が好きで豪放磊落な義父、村で最も皮なめしに熟達した義母、剣技はからっきしだが木登りは上手だった義弟と幸せな生活をしていたようである。
その後、北方森林地帯にある「北方自治領」を拠点に、サガルマサ北域などの北方諸国の戦場を渡り歩く傭兵となった。
生まれた場所も、育った場所も現在ではなくなってしまっている。
二十代前半にして高額の報酬を誇る歴戦の兵であり、北方自治領の古兵からはオーディンの加護を受けていると評された。
武器として使用するのはそれぞれ形状の異なる一対の長刀であり「刀狩り」を趣味とする。
刀を狩っているのは世界を憎んでいるから、らしい。彼女は自分自身をさして、人間に怒り闘争に餓えているのだと言う。
そんな自分が倒れた時、「美しい」ともらした主人公にツンデレな感情を抱いている。
機甲であるスピカ(のちのステラ)のことは最初は嫌っていたが、共に戦うにつれ見直し友情を育むようになる。
ミーティアにかつての自分に似たものを見出した彼女は、ミーティアを自身の友と呼び、ステラがミーティアを返り討ちにする前に、自分の手で破壊しようとする。
そしてⅡのストーリーにおける最終決戦の後、ステラから「ソエル」(太陽の意)という名をもらう。
ステラにとってソエルは感情も無い機甲であった自分の生に光をもたらした暖かい太陽のような存在であった。
性能
初代とⅡにおける攻撃属性は「撃」弱点属性は「炎」。
1.0において種族亜人のスーパーレアのカードとして初登場。範囲内の味方の攻撃力を、亜人の場合さらに高く上昇させる特殊技「バーサーク」を持つ使い魔で、
亜人デッキの肝となるユニットであった。
Ⅱ以降亜人は人獣に統合された。ⅡではVer2.6で登場した無印版のレアとVerRe:2.2で登場したスーパーレア【不撓】版が存在する。
無印版は範囲内の味方の防御力を上げ、スマッシュ時のダメージを高める「クロスソード」を、
【不撓】版は範囲内の味方のそれぞれ攻撃力を、移動速度が低いほど高く上昇させる「暁光の誓い」を特殊技として持つ。
ちなみに、不撓(ふとう)とは「あらゆる苦難にも屈せず、あきらめない」という意味の言葉。
Ⅲのプレイヤーキャラクターの一人スキピオを象徴するキーワードとしても使われている。
Ⅲではステラからもらった「ソエル」の名で登場。Ⅲでは「バーサーカー」は「クラス」名となった。
レアリティはスーパーレア。ジョブは「アタッカー」でコスト40にして攻撃力100、防御力80という破格のステータスを誇る
ちなみに同じ人獣でコスト50のベオウルフはそれぞれ80。
覚醒と超覚醒によってこのステータスがさらに跳ね上がるのだが、そのたびに「スロウヒール」が発動する。
これはマナタワーまたはゲート内での回復速度が低下してしまうというもの。
しかし「スロウヒール」が掛からない未覚醒状態での素のスペックでも40コストでは最強級であり、
このサイズの使い魔を早い段階で出せるメリットは大きい。人獣デッキの中核的なカードである。
さらに、ver3.3で再参戦を果たしたステラのスピカモード時の能力により、彼女と共にソエルの体力回復が可能になっている。