「奇跡が起きたみたいです」
CV:佐藤聡美
概要
N102(エヌ)のコスチューム。
ルピーとを軸に展開する、2022年のクリスマスイベント『MIRACLE SNOW』に合わせて別形態として実装された。
ルピーからの贈り物で、所々にオオルリアゲハを思わせる青い蝶があしらわれている他、こちらにも猫耳が仕込まれている。
MIRACLE SNOWあらすじ
15年振りに2週間限定で行われることとなった人工降雪イベント。それと時期を同じくして、エヌの記憶を制御するナノマシンNIMPHに原因不明のトラブルが発生し、記憶消去が行われなくなる。
記憶にまつわる不安が解消されたのか、普段よりも言動が積極的になったエヌは「今年のクリスマスはみんな幸せになってほしい」という願いのもと、人助けのため指揮官と共に遊園地を巡る。
ある量産型ニケの思い出の品を回収しに地上へ出向いた後、今度はエヌ自身の願いである母親との再会を叶えるべく、指揮官とルピーは彼女の母親を巡りアークを奔走するが……
ゲーム内での性能
レアリティ | SSR |
---|---|
クラス | 支援型 |
コード | 風圧 |
武器 | ロケットランチャー |
バースト段階 | II |
通常攻撃の仕様は大きく変わらないがスキル構成が一新されている。スキル1は味方の支援型を回復し、スキル2は味方の回復量を上昇させつつ敵に回復量ダウンのデバフをかけ、バーストスキルは味方の火力型を回復、蘇生&火力アップという構成。
短期決戦では活躍させやすいが、バーストスキルのクールタイムが60秒と長くバーストのサイクルが滞るため、長期戦には不向き。
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以下、「MIRACLE SNOW」後半のネタバレ
エヌの製造元CEOシュエンから送られた個人情報により、母親アンジェリーナは程なく見つかるが、エヌの姿を見た途端彼女は踵を返し、街中に消えてしまう。
指揮官はエクシアの手を借り、グレーな手段を交えつつも母親の足取りを突き止める。データ上彼女は無職のはずだが、目の前のアンジェリーナは複数のパートの掛け持ちで、くたびれ切っていた。
娘の事情を聞いたアンジェリーナの口から、エヌが何故記憶消去を繰り返しているのかが語られる。かつて人間だった頃、エヌは過度に高い記憶力のため脳への過負荷が絶え間なく続いている状態だった。このままでは遠からず訪れる死を回避するため、彼女は娘をニケにする道を選ぶ。
ミシリスの処置によりエヌは死の淵から逃れたが、脳の異常が再発したため、定期的な記憶のリセットを行うようになる。それによりアンジェリーナは娘にどれだけ情を注いでも毎朝初対面のように振る舞われることに心を砕かれ、やがて母として振る舞うことを諦めてしまう。娘に合わせる顔を無くした彼女は激務に身を投じ、自らを忙殺していた。
パートを掛け持ちする理由はもう一つあり「ミシリスから多額の記憶の消去代」を請求されていた為。しかしミシリスの社長であるシュエンは把握しておらず調査した結果ミシリスの幹部が勝手に請求していたことが判明。シュエンはその幹部を処分することを約束、また記憶の消去代をミシリスから請求することは元々なく今後もないことを言及している。
人工降雪の最終日。ルピーからの説得に絆され、アンジェリーナはエヌとの再会を決意し、久方振りの親子の時間を過ごした。
しかし雪が止むと、それに伴いNIMPHは機能を回復。エヌはいつものエヌに立ち戻ってしまう。
それでもエヌは白雪に彩られた短い日々と母の記憶を失う事はなかった。シュエンによれば、雪が降っていた2週間の記憶とNIMPHが一体化し、毎日の記憶消去を経ても残り続ける記憶になったとのことである。シュエンのニケに関するノウハウを以ってしても、その原理は不明だった。
その後もアンジェリーナやルピーとの関係は続いてるらしく一年後に開催された温泉旅館イベントでは三人で温泉旅館に訪れている。