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センシティブな作品

この男、また人騒がせな物を作ってしまった…

概要

ワープの社長飯野賢治によって手掛けられた独自のジャンル「インタラクティブ・ムービー」を自称する作品。

前作「Dの食卓」をさらに発展させたものだが、テンポの悪いムービーシーンや険悪なゲーム難易度など様々な問題点が見られる。だが、それらのゲーム内容よりもワープの社長である飯野氏の言動が注目された。

当時の飯野氏の言動

PS版「Dの食卓」では生産コストをワープ側が負担しているにもかかわらず、管理していたSCEはワープ側が主張する初回出荷本数よりも遥かに少ない本数の生産しか認めず、しかも実際には約束した本数の半分程度しか出荷していなかった。これによりSCEに不信感を抱いた飯野氏はよりにもよってSCE主催の「プレイステーションエキスポ」セガサターンにハードを移すと発表したのである。ゲーム自体よりも有名かも知れない事件であり、良くも悪くも大きな波紋を呼んだ。

当時SCE副社長だった丸山茂雄氏は流石にこれを反省材料にして、以後は初回生産本数をサードパーティ側が決定するルールに改めた。

さらには、「エイリアン」「プレデター」と言った名作映画のパクリではないかと疑われたが、これに対して飯野氏は「『エイリアン』も『プレデター』も知らなかった」と主張している。この発言は批判を集め、飯野氏に付いていた多くのファンを失う結果となった。

色々問題を抱えた本作には限定版として販売された「20万円限定BOX」というものがある。2トントラックの荷台にスタッフの皆さんと共に限定版を乗せて電話注文した20人の自宅へ向かい、飯野氏本人が直接手渡したサービスも少なからず有名である。

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