エピデンドラム

えぴでんどらむ

着生ランの仲間。手毬状の集合花を咲かせるのが特徴。

曖昧さ回避

『フラワーナイトガール』のキャラクター→エピデンドラム(花騎士)

概要

ラン科エピデンドラム属の多年草。中南米に広く分布し、原種だけで1000種近くあるという。エピデンドラムのエピ（Epi）はギリシャ語で「上に」デンドラム（dendrum）は「木」を意味し、その名の通り着生ランである。園芸分野ではしばしば「エピデン」と略される。

花の色はオレンジ、赤、黄色、ピンク、白など。茎に葉を多くつけるラディカンス系といわれる系統は（着生ランとしては）育てやすいとされ、鉢花としてよく出回っているが、株元に丸いバルブがあるタイプは夏の暑さに大変弱く、栽培がやや難しい。ラディカンス系の野生種はリードステムエピデンドラムとも呼ばれ、数メートルにも伸びる細長い茎の頂部に、半ボール状に小輪花を多数つけるが、園芸品種としては茎を短く改良した交配種が出回っている。

花言葉は「孤高へのあこがれ」「可憐な美」「ささやき」「判断力」など。

関連タグ

ラン科　草花　蘭