メキシコの野球選手については「ナルシソ・エルビラ」を参照。
メキシコの野球選手については「ナルシソ・エルビラ」を参照。
概要
金の為ならば武器密輸などの犯罪同然な行為をやってのける黒の組織「溜池のスネイク」の最年少幹部候補生。赤ずきんを被ったライフル持ちの物騒な娘。性格も凶暴でモンスターをオモチャとして扱う始末。
自分自身の外見に絶対的自信を持っており、自ら「美少女」を自称する発言を多々している。
しかし体型は最年少候補生らしく幼いようで、組織の大先輩からは「体つきのほうもまだまだお子ちゃまだねぇ」と言われた。
祖母グランドマザーが率いる「溜池のスネイク」に所属し、祖母に認められる為にモンスター討伐や指名手配犯の逮捕と言った数々の任務を遂行している。
彼女の祖母「グランドマザー」は何でもオオカミの腹の中という地獄から生還し、弱肉強食の生存本能が覚醒した女性らしい。組織では失敗したら処分されると言う厳しい掟がある。
騎士との出会い
カンタベリーの森にて活動していた際に主人公の騎士と偶然遭遇・交戦。戦いに敗れてそれをグランドマザーに報告された為、組織から除名されて戻れなくなった。それ以来エルビラはこうなった元凶である騎士についていく事になり、様々な経験を騎士と共に積んで行く事になる。
自分の運命を狂わせた騎士に付きまとううちに、彼女は騎士の周りで起こる様々な事に衝撃を受け退屈しない日々を送り、やがて彼女は旅を楽しむようになっていった。今まで魔物相手に賞金稼ぎをしていた彼女にとって、浮遊城と共に世界を巡る旅は何もかも新鮮な経験だったのだ。
「老いた蛇、怒った蛇、変わった蛇」
騎士がラー帝国へと旅立ちしばらく経ったある日、騎士はいつまで経っても戻ってこず彼女の日常は再び退屈なものに戻ってしまう。
エルビラは気を紛らわす為に色々してみたものの、騎士との冒険の楽しさには遠く及ばずついに退屈に耐えられなくなり、騎士を探すべく浮遊城を後にした。
しかし彼女がラー帝国に到着して間もなく、彼女を追跡していた「溜池のスネイク」の構成員に発見され追われる身となってしまう。エルビラはなんとか狂気の砂漠まで逃走するも、組織の執拗な追撃の果てにデザートエルフ村で捕まってしまった。
だが、そこで偶然出会ったデザートエルフの女性、ロゼッタによって危機を救われ彼女が自分と同じ「池のスネイク」出身の過去に除名された、逃亡者である事を知る。それを知ったエルビラは、強くなるためにロゼッタの弟子になることを申し出たのだった。