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センシティブな作品

エンジェル(LoV)

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えんじぇる

エンジェル(LoV)とは、アーケード用カードゲーム『ロードオブヴァーミリオン』に登場する使い魔、およびクラスである。

概要

最初のバージョンから登場する天使

10コストかつコモンで、範囲内の味方の防御力を上げる(神族だと効果が高い)という、魔種サキュバスに似た使い魔。

しかし攻撃力を上げるサキュバスと比べると使用率は低かった。

ロードオブヴァーミリオンのオリジナルサウンドトラック初回封入特典として、プロモーションカード版のエンジェルが封入されていた。

Ⅲにおいて、個体名「キュオ」が判明した。それと同時に「エンジェル」は、アブラハムの宗教モチーフの天使が属するクラス名となった。

Re:3で登場したゾロアスター教の大天使スプンタ・マンユはエンジェルではなく「ゾロアスト」クラスとなっている。

設定

信仰心をエネルギー源とし、でコミュニケーションを行う、性別自在の天使たち。

「我らが神を頂点とした美しき支配構造こそ、この世界の絶対真理!

そこに疑問の余地など何一つ無い。絶対に、無い」

ただこれだけを天上で叫び続け、神命のまま「悪」を根絶して行く機械的な存在。

生まれた時点では自由意志を持たないが、ラジエルプリンシパリティは割と個性や人間(?)味があるように見える。階級によって違いがあるのかもしれない。

エンジェルたちは「悪」と向き合う職務のうちに、相手の影響を受け、磨かれたのような純粋性はやがて濁っていく。

ある一線を越えた時、彼・彼女もまた「悪」と認識され、かつての同胞により抹殺の対象となる。

こうして堕天使となったのがルシフェルフォールンエンジェルである。

彼らが主と仰ぐ「神」は、地上においては「ザフー教団」という宗教で信仰されている。

ドミニオンのカード裏によると、教典の予言に則るなら、この「神」が再び降臨する時、地上の全てが焼き畑のように焼き付くされる、という……

LoVにおける天使たち

現実世界の宗教と異なり、LoV世界の天使たちは物質世界における空も住居とする。大気圏内のそれぞれの層に彼らは住んでいる。

外気圏
熱圏セラフ
中間圏ヴァーチューズ
成層圏アルヒアンゲロス
対流圏エンジェル

このほか地上(聖都ザフー)に居る者としてパワーズアズラエルが登場している。

エデン」という地名も登場しているが、これが地上の何処かだとすると、エデン周辺にいるソロネもこれに含まれるだろう。

現実世界の宗教のように、天界、霊的世界を住居とする天使としてはメタトロン(神の秩序、ガブリエル(神の領域)、ミカエル(神の御側)、サンダルフォン(第五天)が言及されている。

天使がどこで発生するかについては情報があまりないが、ケルブの出身地はエデン東部、ドミニオンの出身地はエデン西部と設定されている。

キュオ

Ⅱまでに「エンジェル」として登場していた女性型天使。ミカエルの部下。

当初は上の設定の節にあるような無機質な精神の持ち主であったが、Ⅲにおいて感情が芽生える。

眠りから覚めた彼女はミカエルに分かたれた彼女の「半身」を討てと命じる。

眠りにつく前に彼女は神に反逆し、生じた闇の半身は地上の人々を惑わせているとも教えた。

ミカエルの命のもと以前のように天上の任務につく彼女であったが、

人間に情が移ってしまい、神の計画のもとミカエルが下す苛烈な天罰に迷いを覚えてしまう。

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