CV:堀江由衣
人物像
200年前に活躍した冒険者。隠しダンジョンを発見をしたが、2階ボスを倒した時に発動した呪いの影響で囚われる。
ノルと出会って、師匠となりスキルを授ける。
デッドリーパーという99レベルのモンスターをザコ扱いするほどの強さを持つ。
鑑定眼無しでも敵の攻撃の強さによって敵のレベルを推察できる。
余談
彼女が主人公のノルに協力的なのは、彼女の過去が関係している。嘗て冒険者だった頃、彼女の弟子になりたいと志願していた少年がいた。少年がいくら頼んでも彼女はぐらかしたり拒否したりしてばかりだった。だが少年はモンスターから幼い子供を庇って死亡。その願いは永遠に叶うことはなかった。
彼女はそれを深く後悔しており、死鎖呪(しさじゅ)に囚われ動くことも死ぬことも出来ぬまま約200年もの時を過ごした。そうして目の前に現れたノルは嘗ての少年に瓜二つだったからである。
(だから「懐かしさ」「懐古」を意味するノル・スタルジア→ノスタルジア(nostalgia)なのである。)
関連タグ
原作・web版
死鎖呪イベントが終わった後はノルの居候になり、隠しダンジョンへの興味が無くなり、隠しダンジョンのアドバイスはしても直接攻略には関わらなくなった。師弟関係は続いている。
死鎖呪(オリヴィア・コピー)
隠しダンジョン「無限の迷宮」2階トラップであると共に15階ボスでもある。姿はオリヴィアだが、身体は鎖の金属そのものである。変身を解いて鎖だけになる事で攻撃を回避する事も出来た。ノルは本物の師匠を救う為に死鎖呪に三度に渡って戦いを挑んだ。小説版(削除済のweb版)、アニメ版、漫画版でそれぞれ戦いに参加する人数と倒され方が違う。
オリヴィアをコピーした結果、オリヴィアの性格までコピーした影響でダンジョンの使命もどうでもよくなり、ダンジョンの外に出て町の兵士の剣や住民の金を奪い、その金で美食を楽しむ事でLP回復しながら自由を満喫していた。
放置していくとLP回復しつつ、創作スキルと編集スキルと付与スキルでさらに手に負えない相手になるのは目に見えていたのでノルとその仲間たちによって倒された。
漫画版ではストーリーの締めに相応しいラスボスとなった。
漫画版ネタバレ
死鎖呪がラスボスとなった影響で闘い方はさらに容赦が無くなっており、ノルが三回目の闘いを挑む時にノルの石弾改悪だけで済ませずに、ノルのスキルの9割が改悪されていた(弱い剣術スキルと不便な生贄スキルはLPが足りなかった影響で改悪や破壊を免れた)。ノルが三大スキルと大賢者スキル(大賢者スキル自身の意思で生贄スキル発動)を犠牲にしてまで死鎖呪を倒して師匠を救い出した事で師弟関係が深まり、2年以上行動を共にする等、三大スキルを失わずに隠しダンジョンに挑み続ける原作とは違った結末となった。