概要
不完全だったダークファルスとの戦闘で肉体をD因子に侵食されたヒースクリフ・フロウウェンが海底プラントで行われた実験によって変貌したダークファルス。
厳密には純粋なダークファルスとは違うが、目的上は人工的なダークファルスに分類される。
当初はパイオニア船団の政府が研究のためにエモーショナルAIユニット『オル・ガ』でコントロールしようとしたが失敗し、結局地下の実験体廃棄場に投棄された。
後にリコ・タイレルを憑代として復活するダークファルスのオーバーロードに反応して覚醒した。
形態
第一形態
手をイメージした左右非対称の5本足と一本の長い尻尾を持っており、右腕の剣による攻撃、左腕の弩による拡散追尾弾や巨大レーザーなどの攻撃を仕掛けてくる。
降下するエレベーター内での戦闘となり、頻繁に距離を離すため遠距離攻撃がほぼ必須。
最終形態
手の形に展開する胸部とこれまた手をイメージした2匹のマグ「ガエル&ギエル」を従えた人型。
最終形態になってなおフロウウェン自身の自我はわずかではあるが残っており、時折頭を抱え苦しむような動作をする。
ランダムで弱点属性が変更されるという特徴を持つ。(N/AB/M/Dのエネミー属性から1つと、炎/氷/雷/光から1つ)
広域への衝撃波攻撃、衝撃波に対して使い捨ての安全地帯にもなる落盤攻撃、そしてPSOラスボス特有の天罰攻撃などを備える。ガエル&ギエルは状態異常効果付きの機雷をばら撒いて妨害してくるほか、倒しても一定時間活動を停止するだけで復活する。
天罰は一定範囲内のプレイヤーを狙うタイプで、ガエルやギエルが活動中だと彼らの周囲へも同時に放つ。2本以上を同時に食らうと到底耐えきれないダメージと化す危険な攻撃。
HPが減ると、頭を抱え苦しむような動作と共に憑依攻撃も使用。プレイヤーのグラフィックがフロウウェンのものに変化し、元のプレイヤーの姿が半透明化したオルガ・フロウの胸部に閉じ込められるという演出になっている。こちらはダークファルスとは違い、弱点属性以外の攻撃を受けると憑依されたプレイヤーにダメージを肩代わりさせて本体はノーダメージになるという凶悪仕様。
ファンタシースターポータブル2インフィニティでは
サイドストーリーで再登場し、PSOと同様にエレベーター内と実験体廃棄場で戦闘。
憑依攻撃の仕様変更で追加された特殊な確殺攻撃である通称:『死の宣告』は多くのリトルウィング社員を恐怖させた。
この時はまだD因子の浸食が限界域まで達していなかったらしく、原作では助からなかったフロウウェンの生還という違う結末を見せた。
余談
第一形態での鳴き声が「ユウキュウガホシイ(有給が欲しい)」と空耳されていることも。
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