概要
2007年に公開されたアメリカの映画。オーシャンズ11シリーズの第3作。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ。
原題は「Ocean's Thirteen」。
メンバーは前作オーシャンズ12の12人からテスを抜き、前作から登場していたローマン・ネーゲルと、第1作の仇敵テリー・ベネディクトを加えた13人となる。
映画公開から約1年後にフランク役のバーニー・マックが逝去、監督が「彼なしでの続編は考えられない」とコメントしている。
あらすじ
オーシャンズの仲間であるルーベンが、心筋梗塞を起こし寝たきりになってしまった。
ホテル王ウィリー・バンクに騙されたショックが原因である。
ダニーはバンクに説得を試みるが取りつく島もない。
報復を決意したダニーは、かつての仲間たちを集めてバンクを破滅させる計画を立てる。
登場キャラクター
()内は演者。
オーシャンと仲間たち
- ダニー(ジョージ・クルーニー)
既に裏稼業からは足を洗っていたが、ルーベンのために復帰する。
- ラスティー(ブラッド・ピット)
ダニーの右腕的な存在。
- ライナス(マット・デイモン)
スリ。伝説の泥棒ボビーの息子。
周囲からは子供扱いされがちだが、今作では重要な役割を任されるほどに信頼されている。
- ルーベン(エリオット・グールド)
実業家。
ホテル経営のために多額の投資をするが、バンクに裏切られてしまい、ショックで心筋梗塞を起こしてしまう。
- フランク(バーニー・マック)
イカサマディーラー。
- バシャー(ドン・チードル)
爆弾の専門家。
- リヴィングストン(エディ・ジェイミソン)
メカニック。
- ソール(カール・ライナー)
詐欺師。
- イエン(シャオボー・チン)
軽業師、スタントマン。
- バージル(ケイシー・アフレック)
- ターク(スコット・カーン)
双子のモロイ兄弟。
運転やラジコン操作が得意…なのだが、作劇の都合でそれらを発揮する機会は少ない。
- ローマン(エディー・イザード)
技術屋。サイバーセキュリティの対策として仲間入りする。
- テリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)
第1作オーシャンズ11でダニーたちと争ったカジノオーナー。
バンクの商売敵であるため、資金提供者としてオーシャンズの仲間入りする。
バンクホテル
- ウィリー・バンク(アル・パチーノ)
悪どいホテル王。ダイヤモンドが大好き。
- アビゲイル・スポンダー(エレン・バーキン)
バンクの右腕。仕事一筋な独身女性。
その他キャラクター
- フランソワ・トゥルアー(ヴァンサン・カッセル)
「ナイトフォックス」と呼ばれる怪盗。
- 極秘審査員(デヴィッド・ペイマー)
本名不明。
ホテルの格付けのために極秘で訪れた審査員。
