概要
王様戦隊キングオージャーに登場するカグラギ・ディボウスキ(ハチオージャー)とリタ・カニスカ(パピヨンオージャー)のカップリングタグ。
腹黒二枚舌と歩く国際法というなんとも険悪になりそうな組み合わせであるが脚本の高野水登氏によると「(リタは)ウソつきのカグラギの対になる存在として生まれた」とキャラクターブック「We're KING!!!!!!」にて語っている。
1章では行動を共にする場面が度々見受けられる。
36話の終盤にてカグラギがトウフを奪還する手助けを六王国同盟としてリタに求め、37話ではグローディの足止めをリタに託した。
45話ではカグラギとリタは後継ぎ問題を抱えていることが判明。
そんな中ミノンガンによって記憶だけ10年以上前に戻ってしまったスズメとモルフォーニャに、カグラギとリタは相談してあることを決断する。
リタがカグラギに頼んだのは、「あたたかい国で食っちゃ寝生活」を夢みるモルフォーニャをトウフ国民として受け入れること(ゴッカンの後継ぎ候補から外す)。
一方、カグラギがリタに頼んだのは、ラクレスとスズメの結婚を法的になかったことにする(スズメをトウフに帰して彼女を正式に後継ぎにする)。
王様たちのこの提案に、スズメとモルフォーニャはそれぞれ喜んだ…が本心では「愛する人のお嫁さんになりたい」「なれるものなら裁判長になりたい」のだと、告白する。
「でも、私はトウフの女。トウフに身を捧げた兄様が後継ぎに私を選ぶなら、それを受けるのが一番の幸せです!」
「でも結局、リタは私を後継ぎとして認めなかった。怠け者のグータラは完璧超人にはかなわないんですよ~。」
と言う二人に
「モルフォーニャ殿。あなたは…リタ殿を分かっておられない。」
「お前はカグラギを分かってない。」
「リタ殿は素直な気持ちを話されない。中立を重んずるあまり、自らの気持ちに蓋をしてしまう。後継者候補から外したのは、あなたを守るためです。」
「カグラギは、国に尽くすために己にさえも嘘をつく。本心を隠すあまり、大切なものを見誤る時がある。」
「私とリタ殿は…」
「カグラギと私は…」
「同じなのです。」
「同じだ。」
「だから分かります。リタ殿は、あなたが裁判長になることを、心から、望んでおられます。」
「カグラギはお前が愛する人を見つけ、幸せになることを、何よりも願っている。」
と、説得するのだった。
ゴッカンに現れたミノンガンをカグラギとリタは、「王の証」の力を掛け合わせることで封じることに成功し、スズメとモルフォーニャ、そしてギラたち他の王様を元に戻した。
49話ではリタがおにぎりを食べてむせるシーンがあり、そこでカグラギの「リタ殿!むせた時は梅干しですぞ!」とワケのわからない嘘に騙されていた。