概要
現時点では非公式CPではあるが、この2人の絡みは劇中でも多く、セットで行動することも多い。
おもにおっちょこちょいなトカッチを世話焼きなミオが手助けをするという、熟年夫婦のような関係である。
公式設定で恋愛下手という設定もあるミオは、初期の段階からその特徴は遺憾なく発揮されており、第4駅で脚立から落ち、うっかり押し倒してしまったトカッチに悲鳴を上げながら強烈なビンタを喰らわせている。
その後も度々恋愛下手が招いた不幸なエピソードはあったものの、トカッチが一度死亡した際(直後復活)には涙声でトカッチの名前を呼び続けたり、アンパンの袋がうまく開けられないトカッチに開封済みのアンパンを渡すなど、恋愛対象としてかどうかは不明だが、他の仲間同様ミオがトカッチを心から大切に思っていることが窺えた。
また、一見頼りなく見えるトカッチも、幼少期に高い所から落ちそうになったミオを助けたことがあったり、第9駅で出逢った男性に一目惚れ(未遂?)したミオが、彼に会いに行く姿を仲間達がやや混乱しながら見送る中、ひとり「はい、いってらっしゃい」とミオの性格を熟知し、理解した様子で見送るなど、頼れる部分もあるようだ。
公式公認?
第25駅では、秘密の特訓後に疲労で眠ってしまったトカッチが顔に怪我をしていることに気づき、そっと絆創膏を貼るミオの姿が。
絆創膏を貼ってくれたのがミオだと知ったトカッチは、仲間達が花火大会をしてはしゃぐ中、ミオに感謝の言葉を告げ、さらにどこかとても緊張した様子で「何て言うか、本当にミオは優しくて―――」と、何かを伝えようとしていた。
結局、それを伝える前に打ち上がった花火で話は中断されてしまったが、あの時トカッチにどんな心境の変化があったのか、ミオに何を伝えようとしていたのだろうか。
この放送日のミオ役の梨里杏のTwitterでの発言もセットで気になるところ。
その第25駅放送後に発売された某ヒーロー雑誌でトカッチとミオを演じる平牧仁と梨里杏の両名が対談しており、トカミオについてかなり具体的に言及している(トカミオという用語は公式関係者にも頻繁に使われている様子)。
梨里杏にいたっては、「私、トカッチ好きだよ」「ミオがトカッチに愛されてて幸せだなって満たされる」など、トカミオに関しては大いに肯定派のようである。
更に第28駅で、ミオがヒカリを気にかけている様子を目の当たりにしたトカッチはヒカリに嫉妬し皮肉を言ってしまう。
その上ミオが好きなのかというヒカリの質問には大いに動揺し(さらには土手から転げ落ち)、全力で否定しながらも「ただちょっといいなぁって思ってるだけ」と素直じゃない告白。しかし、そんなトカッチの心情を見透かし、気遣いを見せたヒカリに「ミオには言わないで」とミオへの想いを肯定するような発言をしている。
(その回のみんなの烈車コーナーのタイトルコールでは、ミオに腕を組まれ、極度に緊張したような表情になっている。)
それ以降も、シャドー怪人に攻撃されそうになった際、生身でダメージを負っていたにもかかわらず、背後にいたミオの盾になろうとしたり、ミオの隣に意識して座ろうとするなど、回を重ねるごとに気持ちの強さも増しているようである。
第34駅でミオが助けた一般人男性に猛アピールされた際は、カモフラージュのため成り行きで偽の彼氏となった明に嫉妬するわ失神するするわ号泣するするわの大騒ぎで誰よりも激しく動揺したが、この回でめでたく自身初となるハイパートッキュウ2号に変身した。
そして第42駅では、他人を優先しすぎていつも自分は無理をしてしまうミオに、もっと素直になるよう諭し、ミオの心を開くことが出来たが、それと同時に自身の想いをついにミオ本人に知られてしまった。
その際ミオ自身も顔を真っ赤にし、激しく動揺している様子ではあったが、今までのような恋愛に対しての拒絶感といった様子ではなく、むしろその瞬間からトカッチを強く意識し始めるスイッチが入ったような雰囲気さえあった。
最終話のエンディングでは子供に戻った5人の登校風景が描かれているが、その中でミオの方からトカッチの手を取る場面がある。トカッチ自身は驚いていたが、兄の涼やヒカリは何かを察したような表情をしていた。
投稿数に関して
また、作品の投稿数は第4駅からのフラグ以降は何もなかったためか、同じトッキュウジャーのCPではヒカグラがトップであったが、公式でのトカッチのミオへの片想い描写が濃厚になった第25駅辺りから格段に増え、今なお数字を伸ばしている。
関連イラスト