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ノッキャン

のっきゃん

『獣電戦隊キョウリュウジャー』の有働ノブハル×キャンデリラのカップリング。
目次 [非表示]

ブレイブな馴れ初め編集

ブレイブ40にて、妹の優子の薦めで喜美子という女性とお見合いをすることになったノブハルだったが、その相手はなんとキャンデリラ人間態・桃園喜美子だった。


これはデーボ・カントックの能力でキャンデリラを女優に見立てて

『相手が望んだ映画世界の主役にしてグッとくーる画』

を撮影することにより、人間たちから喜びのオーラを奪った挙句、異次元に閉じ込めてしまう作戦だった。


既にブレイブ11で人間態の状態で面識があったノブハルはキャンデリラの尻尾を掴むため、キャンデリラは作戦を実行するためにお互い牽制状態でお見合いを進めていく。


しかし

  • ノブハルの親父ギャグで爆笑
  • ブレイブ11での「敵同士じゃなかったら、恋してたかも」という発言
  • 敵同士にもかかわらず攻撃から自分をかばって怪我をしたノブハルを心配そうな目で見る

……など、この時点で既に少なからずノブハルの事を本当に気に入ってるんじゃないか?という描写が見られていた。


その影響か、ノブハルが「結構前から気に入ってた」という言葉を耳にしたとき、上記の言動を思い出し飛び出たハートをしまい込んだ。


ダイゴらの銃撃で全てデーボス軍の作戦であることを知るも、ゾーリ魔の大砲がノブハル達に向かっていることに気付くや否やノブハルはキャンデリラを庇う。キャンデリラは何かを感じながら、ノブハルをじっと見つめる。

~♡


カントックから退避を促されたとき、ノブハルは彼女の腕を掴み、「頼む、もう1度会ってくれ!この場所で!」と約束を言い残す。


メンバーには「もう1度彼女に会って、話してみるつもりだ」と釈明。去り際にダイゴから「敵に捕まったままの人間たちがいるんだ。それは分かってるよな?」と訊かれ頷くと、ダイゴは「分かってるならいいよ!任せる!」と彼を見送った。


二人は約束通り先程のお見合い場で再会するが、ソウジと空蝉丸からの願いで優子が止めにかかりひと悶着。キャンデリラが怪物であったことを確信した優子は「よくも兄さんを騙したわね!」と責めるが、ノブハルは「違うんだ優子!僕は分かってて彼女を呼んだんだよ!」と優子の誤解を解こうとする。

そして、キャンデリラに対し、

「頼む!捕まった男たちの居場所を教えてほしい!そして…出来ればもう悪いことはしないでほしい!」

と土下座でキャンデリラに頼み込む。


キャンデリラ「そんなこと言われても…私まだ、あなたのハートを取ってないのに…」

ノブハル「でも信じたいんだ…僕を心配してくれたときの君の眼を…!」

キャンデリラ「私を…信じる…?」

ノブハル「甘いよな、僕…あ、ま~いっか


ノブハルのギャグに笑ったキャンデリラを見た優子は、「馬っ鹿馬鹿しい…何よ、ラブラブじゃない」と、『兄さんが信用してるから』と兄の熱意に引き下がり、一件落着。


…と思いきや、デーボ・カントックがノブハルに猛攻撃を仕掛ける。

ガブリボルバーも弾かれ変身出来ない状態で窮地に追いやられるノブハル。

次のターゲットになる男を狙いに行こうとするカントック。


しかしノブハルはキャンデリラたちに悪事を止めさせたい一心で抵抗を続ける。殴られ蹴られるたびに怯えるキャンデリラ。


ノブハル「ダメだー!悪いことはもうしないでくれ!」

キャンデリラ「無理よ!私デーボス軍だもの!」

ノブハル「君とラッキューロは!!!人間を喜ばせたり楽しませたりするために、生まれてきたんだろ!!!…だったら!!!人間を好きになることだって…できるはずじゃないか!!!」


ノブハルの必死の訴えに、心が揺れる。


ノブハル「優子を見たろ!!!人間だって、いつか君が好きになる!!!(グッ)」


カントックがガチンコカチンコでノブハルを2つ裂きにしようとしたその時、キャンデリラはノブハルの元へガブリボルバーを蹴飛ばしたのだ


ラッキューロ「えぇ~!?キャンデリラ様、何やってるんスか~!?」

キャンデリラ「あ~らやだ!私、知らずに蹴っちゃったみた~い!」


ノブハルは自分の叫びが伝わったと安堵する。

そして、キャンデリラは「私帰るわ~ カントック、胸の中の人間、取られちゃダメよ~」さりげなくマル秘事項を漏らして帰ってしまった


ノブハル「胸の中に、人間が…ありがとう!」


そう、ノブハルはキャンデリラが「喜び」の戦騎であること、自身が気になっていたことから、「キャンデリラたちに悪事を止めさせると同時に、カントックに捕まっている人間の場所を聞き出せるかもしれない」と考えていたのだ。


ダイゴとアミィは影で聞きつけ、トペランダで胸の中の男たちを救出する。

キャンデリラが振り向いて見守る中、ノブハルは恐竜チェンジ。ケントロスパイカーでカントックを撃破した。


戦闘後、氷結城でどこか浮かない顔をするキャンデリラ。

「まさか、あんなオヤジギャグのおっさんが気になるとかじゃないんスよね?」と尋ねるラッキューロに対して「まさか~!!」と否定はするものの、ノブハルの口癖の親父ギャグがすっかり伝染してしまっており、大笑いするのだった。


様々なフラグ編集

この回でノブハルとキャンデリラとの恋愛フラグが立つ(しかもある意味妹公認)。


またブレイブ38ではアミィがラッキューロに対して、ブレイブ40ではノブハルがキャンデリラに対して悪事を止めるように諭したこと、更にブレイブ45にて百面神官カオスがキャンデリラが第二のトリンとして人間側に寝返る事を危惧して抹殺命令を下した事などから、デーボス軍と人間が心を通わせる可能性や、2人の終盤における生存、もしくは改心フラグも期待されていた。


そしてブレイブファイナル…編集

ブレイブ46で自分を愛してくれたアイガロンを失い泣き崩れるキャンデリラとラッキューロの前に、ノブハルがいつもの親父ギャグで彼女を慰め、キャンデリラはノブハルに抱きつく。

イアンとノブハルに諭され、ラッキューロとともにデーボスと決別した。


そしてブレイブファイナル。

デーボスを倒した後、町で炊き出しの最中、ダイゴと生き別れ悲しみに暮れるノブハルに、

「泣かないで、キープスマイリング♪」

とどこかで聞いた声で女性がハンカチを差し伸べる。

ノブハルが振り返った時には誰もおらず、建物の陰でその女性…もとい、喜美子に変身していたキャンデリラが、ノブハルをそっと見つめるのだった。


本編より100年後を描いた『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー』では、ノブハルの直系の子孫ではなく姪の孫であるノブ太さんが100年後のキョウリュウブルーとして登場。

諸事情あって他のメンバーがチグハグな色で戦う中、キャンデリラは残っていたノブハルとの記憶から、ノブ太さんにだけは的確な色を選べていた。

本編終了後の2人の顛末については語られていないが、キャンデリラの心にはノブハルとの出来事が残り続けていた模様。


関連イラスト編集

マリアージュノッキャン

関連タグ編集

獣電戦隊キョウリュウジャー 特撮男女カプ 有働ノブハル キャンデリラ

人間×人外






























そして、ついに……(王様戦隊キングオージャー第33話)編集

レジスタンス避難所を襲撃してきた大量のゾーリ魔との戦闘中、ノブハルとキャンデリラは互いを「ダーリン」、「ハニー」と呼び合う。そこでの優子の発言から二人はまもなく結婚することが判明した。

話を聞いたジェラミーも父親が人間、母親が異形人という出自であったため、満面の笑みで祝福し、「この地球も素晴らしい星だね」と評していた。


そして10年間彼らを支持し、ノッキャンを愛してきたファン達はこの報告に狂喜乱舞したとか。


真の余談編集

「帰ってきた」の監督を務めた竹本昇監督は超全集や公式読本で「ノブハルは生涯独身を貫いた」と発言していたが、今話を受けて謝罪及び事の経緯をSNSで説明。

「『帰ってきた』の撮影に備えて2114年の戸籍的な物を調べると、ノブハルの婚姻欄にキャンデリラの名前が無かった」「21世紀では異種族婚が認められていなかったため、2人の結婚は戸籍には記録されていなかった」との発言(もとい理由付け)がなされた。

あくまで監督による半公式・裏設定ではあるが矛盾は生じない形となる。


そして今話で判明した事実により、「帰ってきた」におけるキャンデリラは種の違いによる寿命の差で伴侶と死別した後も、愛する者が生きた地球を賢神となって守り続けたことが確定。

諸事情で記憶を奪われても、ノブハルの色を忘れることが無かったキャンデリラの愛と思いの強さがうかがい知れる。



もう一つの関連タグ

公式カップリング

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