概要
当該タグはMF文庫Jより刊行されているライトノベル、「緋弾のアリア」に登場する主人公、遠山キンジとメインヒロイン神崎・H・アリアのカップリングタグとして二次創作界隈において利用されているタグ。
作中
高校2年1学期の始業式の日、いつも乗るバスに乗り遅れたキンジは自転車で登校することになったが、自転車には「武偵殺し」による爆弾が仕掛けられていた。そこに「武偵殺し」を追っていたアリアに助けられる。これが2人の出会いである。その後は、キンジの正体が元Sランク武偵であることを知るとしつこく付きまとい、紆余曲折の末彼をパートナーにした。
普段のキンジは、高い戦闘能力を有するアリアに目をつけられ(彼女曰く「ドレイ」とのこと)、非ヒステリアモードでない時は傍若無人に尻を敷かれて怯えている...と見えて実はアリアの方がキンジに対して依存している気がある(彼女の境遇は、キンジと出会うまでは彼の「一人ぼっちの迷い猫」と言う評が表している)。
そのため彼とどんな形であれ『別離してしまった』と思った際にはアリアは大小あれど激しい慟哭を見せている。(なお、総てのケースにおいてキンジの超人的行動により悲劇を回避してアリアのそばに居続けている)
一方で、キンジの方も何だかんだで無自覚ながら関わったヒロインの中でもアリアに対する好感度は一番高いようで、執着心や独占欲を見せる場面もある
...というか白雪やかなめの事を言えないレベルでそれらが強く、『アリアが他の奴に取られた』と感じた際(シャーロック、ワトソン、彼女に求婚した英国王子等)にはどす黒い感情を心中で渦巻かせている(特にワトソンには『病院のベッドに寝かせてやる』とボコボコにする気満々だった。後に知ったワトソンの『秘密』と境遇から未遂に留まっている)。
色々と『持っている』アリア(英国貴族、Sランク武偵、それに見合うスペックetc.)に対して(自己評価は)平凡な自身を比較してしまう事もある(人脈や戦闘能力など彼女を上回り、釣り合うだけのスペックを実際は有しているが自覚がない)。
因みに当のアリアは、時には仲違いしそうな所までぶつかり合いながらも、キンジに対しては深い信頼と強い好意を寄せている。が、それが原因でキンジはアリアの後輩である、スピンオフ『緋弾のアリアAA』主人公の間宮あかりからは嫉妬されて目の敵にされている。