概要
キングダム公平とは秘密組織『そふとくり〜む』のリーダーである。通称『キム公』。
作中にて、ふえ科の高幡不動を拉致・誘拐する。その旨をジャガーに伝えるため、ジャガーへ果たし状を送るが、思い切り一時間遅刻されたうえに、二人で来いという指示も躊躇なく無視されたことで、初登場時から激昂する羽目になった。
人物(ネタバレ含む)
そふとくり〜む内ではドラムの達人。ドラムの音で人の行動を操ることができ、同じくそふとくり〜むのメンバーであるケミカルよしお(通称ケミお)にも「操られる前に倒さないと手も足も出せない」「能力としては組織の中でも一番やっかい」と評されている。また、「結構細かい事言うタイプ」とも言われており、ジャガー達が一時間遅刻したときは数コマに渡って苦言を呈している。
秘技『レッツ・ダンシング オレの手の上で…!!』では、ドラムのビートを聴いた人物の身体的自由活動を制限し、意のままに操ることができる。音が聴こえているうちは術にかかり続けるため、永遠に弾き続ければ永遠に操り放題にもかかわらず、一度操られてしまえば弱点らしい弱点がなくなるため絶対に逆らえないことから、かなり恐ろしい技であることが分かる。しかし、技名の語感は最悪。
なぜそんなことができるのかは不明だが、技の特徴からして恐らく脳波を操っているとみられる。
子供のような背格好と童顔で、『秘密組織のリーダー』というにはやや可愛すぎるくらいの見た目をしている。
一人称は『オラ』、二人称は『お前』。
「〜らよ」「〜らろ」など、『だぢづでど』を『らりるれろ』で発音するクセがある。らりるれろは普通に発音できるため、舌足らずなのかもしれない。
詳しい年齢は分かっていない。しかしながら、花見の席でアルコールらしきものを飲んでいる描写が確認できるので、成人していると思われる。
使用する能力がえげつないため、本人の性格もえげつないと思うかもしれないが、意外にも正義感が強く、優しい心の持ち主。
誘拐した高幡不動を線路にくくり付けておいた際にも、ジャガー達が来るまでいちいち線路から外して助けてあげたり、いざ彼らが駆けつけた場面では『操ってはおくものの、電車が来るギリギリになったら洗脳を解く』と意図的に助ける隙を与えたり、ジャガー達が高幡不動の救出をすっぽかして線路外に逃げ出したときは命懸けで人質を助けたりしている。しかもこの流れが2回ある。
要領が良い方ではなさそうで、人質を気にして喋っている間、ケミおにドラムスティックを盗まれる、それを取り返そうと躍起になっている間、(ケミおとの身長差がかなりあるため手を伸ばして催促することしかできていなかったが)、ジャガー・ハマーにドラムセットをボコボコにされる、ドラムをセットし直している間、ジャガー・ケミおの『たてぶえマン』と『ピアニカマン』に後ろからちょこちょこつつかれ邪魔されるなど、一度隙をつかれるとあわあわと計画が崩壊してしまうタイプのよう。
なんだかんだのゴタゴタのあと、潔く負けを認め、ガリ寮の202号室に元そふとくり〜むのメンバーと共に住んでいる。
その他
声優-青山桐子
演-カルーセル麻紀