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ギフティア

ぎふてぃあ

ギフティアとは、アニメ「プラスティック・メモリーズ」に登場するアンドロイド。
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概要

本作で主人公たちが勤務するSAI社が開発したアンドロイドの名称。
一見しただけでは人間との区別がつかず、人工の心・アルマによる自律した思考や判断はもちろん豊かな表情や感情に加えて、人間を遥かに越える運動性能を持っている。
ここまでの技術は他社にはできず、SAI社のみがギフティア関連の技術を有する。

エネルギーは充電で得るが食事も人間と同じようにとる事ができ、排泄も行う。
経年劣化で体の動きが悪くなることはあっても加齢による外見の変化はなく、様々な人間の年齢層や性別をかたどった姿のタイプがあり、それぞれの外見年齢のままでいる。
各機体ごとにも豊かな個性と性格があり、食べ物や趣味も異なる。

記憶を「忘れる」ことはOSを消去するか本体ごとの破壊、もしくは後述の破壊プログラムの注入による全面消去以外できず、覚えた記憶は稼働している限り全て蓄積し続けることになる。

ギフティアの所有

SAI社のみが製造管理を一手に引き受けているため、ユーザーはSAI社と契約のうえ、後述の期限までギフティアとともに暮らすことができる。

ギフティアの用途は様々で、SAI社のように労働力として用いるのみならず、恋人の代わり、子や孫の代わり、時には親代わりとして用いたりする。

ただしアンドロイド保護法により法的にも人間に準じた存在とされているため、ギフティアの「人権」を侵害する行為は禁止されている。

ギフティアの「期限」

人間とギフティアの生活には法律により期限が定められている。
これはギフティアの「寿命」のためである。
体の方は専門エンジニアのメンテナンスにより調子の悪い部分を治すことはある程度できるが、人格の根幹をなすOSには寿命がありこれはSAI社の技術を持ってしても伸ばすことができていない。

人間でいうところの脳であるOSの耐用年数は約9年4ヶ月(時間換算で81920時間)であり、その期間を過ぎると記憶の齟齬などのバグが発生し最終的には人格が消失してしまい、最悪の場合後述の「ワンダラー」となって人に危害を加える可能性がある。

そのため、耐用年数切れ前に所定の手順に基づきギフティアの機能を停止させ回収することが法律で定められている。
期限が迫ると後述のターミナルサービスの社員がパートナーのギフティアとともに所有者のもとへ※回収に来ることになっている。
しかし、長い年月暮らしているギフティアに対し情が移ってしまっているユーザーも少なくなく、回収時にトラブルになったり大きな悲しみを抱えることになるケースも少なくない。

OSを消した後に新しいOSを入れて再稼働させることも可能だが、その際は前の記憶や人格は失われ戻ることはなく、趣味や嗜好、性格も全くの別人となり別の名前が与えられる。

※本来、売買契約を結んだ時点で物の所有権は売主から買主に移転し、「期限が来たから回収」などということは売主には許されないのだが、本作の世界においてはギフティアに関しては完全な所有権は認められておらず、厳密にはSAI社と客との間でギフティアの長期賃貸借契約が結ばれるようである。契約書にも「GIFTIAリース契約書」と書かれており、細かく言えば客のことを所有者と呼ぶのは間違いである。あくまでSAI社がギフティアの所有者であるゆえに回収という行為が許されるのであろう。ただ、いわゆる回収同意書には「ギフティア所有権譲渡契約書」と記載されており、民法に定めのないSAI社独自の契約なのかもしれない。
仮に客が回収を拒む(同意書にサインしない)場合、SAI社は所有者としての権利を主張し裁判所に返還命令を出してもらい強制執行ということも出来そうだが、後述するがギフティアは回収が遅れると面倒なことになるので手間と時間がかかるその手段は事実上無意味と思われる。

なお、回収時にギフティアの所有者は、
買い替え時の割引
下取りに出すことで定価の3割をキャッシュバック
OSを入れ替えて継続利用(以前の人格や記憶は失われる)
の3つの選択肢から一つを選ぶことができる。

回収作業

ターミナルサービス課が行う業務で、人間とギフティアがコンビを組んで行う。
後述の手順で、回収対象ギフティアを機能停止させた上で持ち帰るのが基本。

回収対象のギフティアには所有者しか知りえないプライベートな情報が大量に記憶されているため、回収の際は所有者による事前の回収同意書へのサインおよび回収時の立ち会いが法律で義務付けられており、それをもって所有者のプライバシーの保護を図っている。なお、マークスマン(後述)として働いていたギフティアが回収対象となった場合は、パートナーであるスポッター(これも後述)が同意書にサインを行う(第12話より)。この場合の同意書は一般の所有者に提示するものとは異なり、マークスマンが仕事を通じて得た顧客の一切の情報を社外に漏らさないことをスポッターに誓約させるためのものである。

対象となるギフティアの停止作業は、基本的にはマークスマンが回収対象と自分の指にペアの指輪型となった機器を着け、双方の両手を合わせることでOS完全消去プログラムを起動し、空中に表示された確認スイッチを押してOSを消去してSAI社に持ち帰り、体の方はOS入れ替えなどの後処理を行う別部署に引き渡す。
マークスマンを回収する際にはスポッターが上記と同様に指輪を嵌めてOSを消去し、機能を停止させる。
回収は週3回あれば多い方で、一見すると楽そうに見えるが、回収が必ずしも順調に進むとは限らず、所有者から反発され門前払いされたり、ギフティアと逃亡されたりするなど、実際は何かと苦労が多い。また、コストダウンを図る伍堂部長の意向により回収は所有者の心情はお構いなしに事務的かつ迅速に行うべしという考え方がターミナルサービス課内では支配的で、それを徹底した結果所有者に深い悲しみを与え、ターミナルサービス課とトラブルになってしまうこともある。第一ターミナルサービス課の社員はそうならないように所有者とギフティア双方の心に寄り添う丁寧な回収に努めていて、それが他の課に比べてコストがかかる要因となっている。ちなみに、この回収スタイルはもともとはアイラの手法であり、全体に広めたのはかつてコンビを組んでいたカヅキである。

ギフティアにまつわる用語

ターミナルサービス課

耐用年数を迎えつつあるギフティアの回収を担当するSAI社の部署。課はSAI社の超高層ビルの裏にあり規模は縮小傾向という、いわゆる窓際部署である。世界に合計29の課があり、それを統括する伍堂部長の意向で徹底的なコストダウンを図っているため、他の課に比べて5倍のコストがかかっている第一ターミナルサービス課には厳しいまなざしが向けられている。

マークスマン

回収作業に従事するギフティアのこと。回収対象のギフティアの所有者との交渉を行い、それがまとまれば回収を行う。そのため、ターミナルサービス課のギフティアは交渉能力が強化されている。また、マークスマンはパートナーであるスポッターとの共同生活(同居)が義務付けられている。

スポッター

回収作業に従事するギフティアのパートナーの人間のこと。主にギフティアがマークスマンとして正しく回収を行えているか監視をするのが仕事だが、もうひとつの重要な仕事として、ワンダラー(後述)と化したギフティアの破壊がある。この際使用するギフティアの動作プログラムを破壊する特殊な拳銃はSAIの社員であるスポッターにのみ(新人であるツカサも使用可能)使用が許され、ギフティアは使用できない。なお、この拳銃は一種のコンピューターウイルスであるため人間には影響がない。
パートナーのマークスマンが期限を迎えた時は回収同意書へのサインを行い、自らパートナーを機能停止させなければいけない。

アンドロイド・チルドレン

何らかの事情で両親と別れ、親代わりのギフティアによって育てられた子供。ミチルもその1人。
ギフティアの寿命があるため、子供の成人を待たず「親」と引き離されるため子供の方が回収を激しく拒絶したり、自分の置かれる環境に不信感を抱いてしまったりして回収に支障をきたす問題が本編では描写されている。

ワンダラー

ワンダラー(wanderer)とは元々放浪者、徘徊者の意味だが、本作においては前述の耐用年数を過ぎて人格や理性が崩壊し、本能的な行動しか出来なくなったギフティアのことを指す。回収作業で所有者の同意がスムーズに得られない、闇業者の介入などの理由で回収に手間取った場合に起こりうる。
単に街中を歩き回るだけでなく、リミッターが外れ運動能力も異常に上昇(シェリー曰く「車ぐらいなら簡単に持ち上げられる」とのこと)しているので、周囲の人々に危害を加えてしまう場合もある。
アイラ曰く、ワンダラーになるのはレアなケースであり、世間一般にはこのことはあまり知られていないようである。

本作中でも「3年ぶり」と言われている。

本作中に登場するギフティア

マークスマン



回収対象となった一般家庭のギフティア





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