概要
ハーピー族の頂点に君臨する女王であり、他のハーピーとは比べ物にならないほどの威厳と実力を有している。
肉体能力や魔力だけでなく、生殖機能も極めて優秀。
子供をたくさん産む必要があるため、彼女の生殖器は短期間に大量の精液を搾り取ることに特化している。
女王たる彼女に認められた種夫との交尾では、三日三晩交わり続けるという。
この濃厚な交尾により、百回分を超える精液を搾り尽くし、10人を超える赤子を孕むこともあるようだ。
劇中の活躍
前章
種の存続のために近くのハピネス村から男性を誘拐させていた。
しかし、本来は穏やかな性格であり、誘拐した男性の命を奪うような真似はしていない。
そのため、荒っぽい手段を用いなければならないことに迷いがあったようで、駆け出し勇者であったルカ相手に本来の実力を発揮出来なかった。
終章
ハピネス村が天使とキメラモンスターに襲撃された際に再登場。
キメラプリズンを疾風で押し流し、翼を振り下ろして発生させたカマイタチで全身なます斬りにして屠った。
村に侵入した天使の討伐をルカに頼んだ後、ハーピー達に鳳翼の陣(扇陣を組み、敵に対して火矢を放ち、翼で風を送ることで火の勢いを強くする)を取るように指示。
アリスフィーズ曰く、これは先代のクィーンハーピーが編み出した戦陣だそうで、この戦法で常勝を誇ったらしい。
尚、再登場した際は、他のハーピー共々立ち絵が一新されている。
もんばらでの活躍
前章の前半から登場するが、仲間に出来るのは中章の中盤から。名前は「ルクレツィア」であることが判明。
とある淫魔達によって太古の奇病(我を忘れて見境なく交尾しようとする病気)をもたらされてしまい、ハピネス村の人々を襲わないために一族と共に遠くにあるハーピーの塔に籠っていた。何とか自我を保っていたが、ルカ達がとある人物からもらった奇病を治せる世界樹の実を持ってやって来た時に限界を迎えて暴走してしまう。ルカ達に倒されたことで正気に戻るも、ルカ達が持っている分だけの世界樹の実だけでは足りず、完治するにはもっと世界樹の実が必要だとして塔に留まる。その後、クィーンアルラウネからもらった世界樹の実によって無事完治し、仲間に加わる。