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センシティブな作品

概要

人魚族を統べる海の女王。人魚族は概ね人間と融和的だが、長らく女王を務めている彼女は酷い人間嫌いで陸に近付くことが無く、各地の港町に定住する人魚達の中には長らく顔を見たことが無いという者も多い。

終章では、黒のアリスに人間への憎悪を焚きつけられ、ジェネラルマーメイドを始めとした直属の兵を率いてナタリアポートを襲った。

以下、ネタバレ注意!!

本名は『ローラ』

ナタリアポートにあるマーメイドパブで聞くことが出来る、「アランとローラの物語」に登場するローラその人。

海難事故で海に落ち瀕死の重傷を負った漁師の青年・アランを自らの血を授けて救ったが、ほぼ死人の状態から辛うじて復活したアランは人魚の血を飲み続けなければ生きられない身体となってしまう。

その後、ローラは人間に化けてアランと生活を共にしていたが…ある日ナタリアポートの人々に素性がバレ、町を襲った伝染病の原因とされて処刑台に上げられてしまう。

処刑の際に溢れ出るであろう自らの血をアランが飲んでくれるように望みながら刑を受けようとするが…自分の存在がローラを縛っていることを悟ったアランは自害してしまう。

ローラはアランの死を嘆きながら処刑台を脱して逃走した(それから数日の間、ナタリアポートでは嘆きのような嵐が吹き荒れたという)。

この事件がきっかけで、当時は魔物排斥の思想が強かったナタリアポートの人々は自分達が犯した過ちを反省し、魔物との共存へと方針を切り替えた。

生前のアランの子種を長きに渡り胎内に保管していたが、近年思う所があったのかこれを受精に用い長女のエルを産卵出産。

尚、アランとローラの物語は数百年前のものであることから、人魚族は中々長寿な種族のようだ。

ルカとの戦いに敗れた後もアランへの想いの深さから人間に心を許す気にはなれなかったが、全ての人魚族を反人間の方針で縛りつけてしまうことは止め、人間との関わり方はエルを始めとした次の世代に任せることにした。

本作でも、「ローラとアラン」で語られた事件が原因で人間を憎むようになり、人間への襲撃に加担する切っ掛けとなってしまった。

しかし、今作においては「ローラとアラン」に関する逸話にはほとんど触れられない。

プレゼントは甘い物と米類以外は概ね受け取ってくれる。

人魚の女王として魚類を口にするのは憚られる様子。

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