クリムゾン・ワイバーン
くりむぞんわいばーん
クリムゾン・ワイバーン SR 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の墓地に置く。
デュエル・マスターズのDM-01、つまり第1弾で登場したクリーチャー。
バトルゾーンにあるブロッカーを全て破壊させるという、DM-01のSRのクリーチャーの中では非常に派手な効果を持っている。
全体ブロッカー破壊の元祖。バトルゾーンがブロッカーを含めたクリーチャーに埋め尽くされ、戦況が膠着している時に、風穴を開けてくれる、黎明期のカードの中でも屈指の豪快さと魅力を持つ、強力なクリーチャーである。
登場当時は存在していなかったので仕方ないが、スピードアタッカーは持っていない。また、効果もバトルゾーンに出た時限定なので、8マナのブロッカー除去呪文と割り切って使うのがオススメ。
- ちなみにSR(スーパーレア)のアーマード・ワイバーンは、21年後の2023年に発売されるDM23-RP2『アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武』で雷炎翔鎧バルピアレスクが登場するまで、長らくこのカードだけしか存在していなかった。
- DM-01のVR(ベリーレア)には、同じ種族にガトリング・ワイバーンが存在していたが、こちらはアンタップしているクリーチャーに対しても攻撃できるという効果を持っていたこともあって、初期の頃はとても強力なカードとして有名だった。クリムゾン・ワイバーンも非常に派手な効果を持っていたこともあり、DM-01当時の効果の強さとしては、DM-01の火文明のSRであるメテオ・ドラゴン、火文明のVRであるボルシャック・ドラゴンよりもかなり上だった。
- パワー3000のクリーチャーということで、緑神龍バグナボーンの能力で出すことが出来る。なお、デュエル・マスターズ プレイスでもDMPP-01で収録されたのだが、パワーが6000(+W・ブレイカーも付いた)に強化されたことによって、バグナボーンの効果で出せなくなってしまった。
入手困難のカード
実はこのカード、同じくDM-01で収録されたキング・オリオン、咆哮するグレート・ホーンと共に、DM-01での収録以降、一度も再録されていない。
そのため、無双竜機ボルバルザークが存在していた時期のデッキである【除去ボルバル】では、少なからずの場合では入手性(それ以外にも重さを考慮していたことも)などの問題で腐敗勇騎ガレックが優先されたことがあった。一応このカードが使われた【除去ボルバル】も存在していたのだが、軽量クリーチャーなら炎槍と水剣の裁で、あまりクリーチャーを並べないデッキならアクア・サーファーや母なる大地などの汎用単体除去で十分ということもあった。
現在は、汎用性の高いブロッカー破壊カードが大量に登場したこともあり、このカードを積極的に使用される場面は非常に少なくなった。
……だが、聖剣炎獣バーレスクを用いたデッキ(【ターボバーレスク】など)では、このカードが呼ばれることがあり、今でもバーレスクがメインのデッキなら活躍の場が残っている状態である。
このようなこともあり、コレクション用や、バーレスクがメインのデッキを作るために、このカードを入手しようとすると、非常に苦戦しやすいカードである。