概要
演:石川界人
北米版はケビン・クイン
キングダムハーツχに登場する、ユニオン・レオパルドスを率いる予知者の青年。
シンボルである豹のマスクとフード付きの黄色いケープを着ている。
予知者の中では背が低い方であり、若い少年のように話す。一人称は「俺」。
口調は軽いが実際は切れ者であり、マスター・オブ・マスターから「頭良すぎてイヤ」と言われるほどである。
マスター・アヴァとは仲が良いらしく、共にマスター・オブ・マスターの行方を追っていた。
劇中でも「アヴァはいつも正しい」と発言している。
キーブレードは激しい稲妻がほとばしっているようなデザイン。
KHχ
物語の終盤、プレイヤーとスクルドは行方不明となったアヴァを捜すため、デイブレイクタウン7番街の空き家でアヴァと仲が良かったというグウラに接触したが、グウラはプレイヤー達に「世界を終末から救える可能性があるのはマスターだけだ」と言い、そのマスター・オブ・マスターはある日突然消えたこと、マスターの行方を知り得る者はルシュだけであり、アヴァはルシュからマスターの行方を聞くため、消えたルシュを探していると語る(同時刻、アヴァはルシュを見つけ出し会話中)。
予知書の欠落した一片「ロストページ」の内容を知っているらしく、「不調和を許さず、運命を悲観し真の強さを見失う」「真実を読み違え秘密に踏み込む」という一文をプレイヤーたちに教えた。
更にロストページの一文の続き(「そしてその一振りによって、最後の戦いを告げる鐘が鳴る、遂に戦いがはじまるのだ、定められた刻が……」)を教えた。
チリシィからはロストページの内容を教えていいのか聞かれるが、本当はダメであるが、既に戦いは避けられないため、知ったところで何も意味はないとしたため不問とされた。
その直後、デイブレイクタウンの時計塔から鐘が鳴り、グウラの言った通り「定められた刻」が始まる。
KHχBC
マスターから予知書を解明する使命を与えられる。
同時にロストページに書かれている裏切り者の正体を突き止める事も言いつけられていた。
ロストページに書かれていた裏切り者の唯一の手掛かりは"異端の印を持つ者"であり、マスターが自分たちに別々の使命を与えたのは、それぞれの使命による行動理念の違いを見極める事でその者の裏切りの兆候がわかるようにするためで、頭のいい彼はロストページを受け取った時点でその真意をマスターから直接聞かされる前に理解したが、誰が裏切り者でも冷徹な対処をし、最後は自分だけを信じろと念を押された。
イラの告発から裏切り者の存在が示唆されて数日後、アセッドからユニオンの同盟の話を持ち掛けられ、彼の言い分に筋が通っていたことからこれを承認。
しかしそれから数か月経ってもアセッドによるユニオンの統合が進んでいないこととインヴィに説得された(※)のを理由に同盟を解消する。
※インヴィの説得については内緒だったのだが、口を滑らせてしまい、このことでアセッドはインヴィに怒りを募らせ闘うことになる。
後のインヴィとアセッドの戦いで、アヴァと共にインヴィに加勢し共にアセッドを打ち負かす。
その後、使命を果たす時が来たと感じ、閉じ込められたアセッドの元に訪れて引導を渡そうとする。
しかし、自分の使命やロストページの事といった秘めていた真実をアセッドに告げた事によって怒りを買ってしまい、アセッドがボロボロであったにもかかわらず返り討ちにあう。
駆けつけたアヴァがグウラを庇ったため、アセッドはその場を去るが、今度はアセッドによってロストページの事を知らされたイラに狙われ、アヴァに匿われていた。
アヴァにロストページの事を教え、その真実を知るためにキングダムハーツを出現させることでマスターを帰還させて真実を問おうと考える。
キングダムハーツを出現させるにはルクスが足りないためアヴァに協力を申し込んだが、キングダムハーツの影響を恐れた彼女には断られ、その場を去った。