概要
主人公シキが住んでいた機械(ボット)達の惑星。ファンタジー要素を取り入れたテーマパークのような建物が多く存在する。
シキはこの惑星のボット達を「友達」と呼んで大切にしており、よく修理も行っていた。
第1話にてレベッカとハッピーが訪れた事で彼女達とも親しくなり、シキも初めて人間の友達が出来て喜んでいた。
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※ネタバレ注意
しかし、彼らは人間に対して恨みを抱いていた。
元々人間と交友があったグランベルは徐々に人間達の客足が遠のいていき、放置された憎しみから、「人間を恨む」という自我が植え付けられており、そしてレベッカを殺し、宇宙船を奪い人間に復讐しようとしていた。
シキ本人も信じられなかったが、彼らはシキに対して「"整備士"の配役を与えていただけ」、「機械と人間は友達になれない」と絶望的な言葉にショックを受ける。
しかし、レベッカの涙を見た事で魔王の言ってた「自分の為に涙を流す友達」の為に、怒りをあらわにした彼のエーテルギアの力に圧倒され、シキはレベッカと共に宇宙へ飛び立った。
※さらなるネタバレ注意
実は「人間を憎む」というのはすべて演技であり、実際には老朽化により機能停止が間近に迫っていた為にシキを「一人ぼっちにさせたくない」という想いによるものだった。
そしてレベッカがグランベルにやって来た事で一芝居打ち、シキをレベッカと共に宇宙へ行かせようと計画していた。結果としては追い出す形ではあったが見事シキを惑星の外へ行かせる事に成功し、グランベルは完全に機能停止という名の天寿を全うした。
しかし、その後もシキは彼らの事を考えるたびに哀しみに暮れている。なお、自分を追い出した本当の理由を知らない事もあってか、思い出す度に余計悲しんでいたが、後にグランベルに再び訪れた際に真実を知った。