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「我が真の姿 それはケロン人ゲムム！」
概要
『ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』に登場するボスキャラクター「魔王アゴン」の本名。本来はケロン人でこの名前だが、身を隠すために名前や姿を変えて魔王城に住んでいた。
システム上の扱い
上記のように「魔王アゴン」と「ゲムム」は同一人物であり、ストーリー上でも当然同じ人物であるのだが、ゲームのシステム上ではそれぞれ別キャラ扱いとなっており、モンスターずかんやケロカでも「アゴン」「ゲムム」とそれぞれで違う名前で登録されており、それぞれ固有の番号がある扱いとなっている。
またストーリーモードのラスボスとしての背景もあるためか、バトル時の戦闘能力やケロカの基本性能も魔王アゴンよりゲムムの方が強くなっている。
このように同一人物でありながらモンスターずかんやケロカでは別枠にされている影響で、バトル時の際にはアゴンの時で使わなかった魔法をゲムムの時では使ってきたり、ケロカでの「魔王アゴン」と「魔王ゲムム」は長所と短所がそれぞれ異なっていたりと、会話イベント以外の部分では魔王アゴンとの明確な差別化がなされている。
ストーリーモードでの戦闘能力
上記のようにストーリーでの戦闘能力も基本的にはアゴンと同じで弱点属性も同じ水属性だが、強さはゲムムの方が強く、落とすアイテムも「きせきのたま」ではなく「しょうりのたま」となっている。また魔王アゴンとの戦闘に勝利した場合はゴールドと経験値が貰えるが、ゲムムとの戦闘に勝利した場合は経験値だけが増えゴールドは貰えないという違いもある。その理由はゲムムとの戦闘勝利後に判明する。
なおこのバージョンはアゴンの時に使わなかった超必殺技も使ってくる。
ちなみに公式のおすすめパーティーについては魔王アゴンの時と同じ「ケロロ、タママ、クルル」。
ケロカ「魔王ゲムム」
魔王アゴンとは違い、攻撃力は他ケロカと同じ1と2で一緒。当然魔王アゴンよりHPや攻撃力が高いが、速度は魔王アゴンより低くなっている。
「魔王ゲムム1」
| HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
|---|---|---|---|---|
| 1660 | ✌（チョキ） | 200~299 | 1ターン | 80 |
| クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
| 10% | 150% |
「魔王ゲムム2」
| HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
|---|---|---|---|---|
| 1600 | ✋（パー） | 200~299 | 1ターン | 80 |
| クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
| 5% | 165% |
ゲムムの最終進化系
ファイナルゲムム
黒とオレンジのボディをしたゲムムの最終進化系。
ストーリーモードではゲムムを倒した後すぐこの形態となり戦闘になる（つまり連戦）。
ストーリーでの戦闘能力
巨体な体でHPと攻撃力はゲムムよりはるかに高くなっている。
防御力はデフォルトでは低め（ゲムム通常時とほぼ同じ）だが、能力として自身の仰け反り回避を格段に高くする技を持っている。
また弱点や苦手属性もないので、攻撃で攻めていくのが良い。落とすアイテムは「ギガバッテリー」。
ケロカ「Fゲムム」
このバージョンについても「魔王アゴン」や「ゲムム」とは別物扱い。ラスボスというだけあって攻撃力やHPは（とあるカードを除けば）一番高い。ただし速度は全ケロカのなかで最も低いという欠点がある。
「Fゲムム1」
| HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
|---|---|---|---|---|
| 3000 | ✋（パー） | 350~404 | 1ターン | 55 |
| クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
| 5% | 150% |
「Fゲムム2」
| HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
|---|---|---|---|---|
| 2800 | ✊（グー） | 350~404 | 1ターン | 55 |
| クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
| 5% | 150% |
アタックビット、ヒールビット、サポートビット
ファイナルゲムムにまとわりついている丸い宙に浮いた球体。それぞれ、
「アタック（オレンジ）＝攻撃、ヒール（青）＝回復、サポート（緑）＝補助」
を行う。一度倒してもゲムムの力によって復活する。落とすアイテムもなく、経験値ももらえない。さらに状態異常攻撃もしてくるので、出現したら早めに倒しておくとよい。
弱点属性もそれぞれ異なり
「アタック（オレンジ）＝風、ヒール（青）＝地、サポート（緑）＝火」
となっている。
最終的に…
ケロロたちに敗れたゲムムは、自ら負けを宣言し、ケロロたちを元の世界に帰すことを許可。同時にこのゲーム世界を滅ぼしてくれと願う。
ケロロたちは自分たちの世界を守りたいがために戦ったため、同じ気持ちであろうゲムムを元の世界に返すことと同時にゲームの世界を守ることを望んだ。しかし『ゲームの世界を存続させること』と『ケロロたちが元の世界に帰ること』、この二つの条件を満たすには「ゲムムがゲーム世界に残ることが絶対条件」であることがクルルの口から明かされる。そのことを知った妹たちはゲムムを元の世界に返すことを望んだが、自らが戻るとゲーム世界が滅びることを知ったゲムムは、『妹たちと残り一緒に暮らすこと』を決心。
最終的にゲームの世界は魔王アゴンと三姉妹がこれからも在籍する形で残ることになり、ケロロ小隊に対する現実世界転送ととともに現実世界と遮断することに決まる。
こうしてケロロ小隊は魔王アゴンと三姉妹たちにゲームの世界へ別れを告げ、現実世界へと帰っていった。
伝説の勇者… いや、伝説の武者・海賊・騎士として…。
なおクリア後にセーブすると赤い旗が付き、ラスボス対戦前まで戻る（レベルやアイテムはラスボス対戦後の状態になる）ので、いつでも何度でもゲムムと戦いエピローグを見ることができる。
コピーたいについて
- ゲムムコピーたい
モーイヤ坑道に登場するボス（ただし登場するのは2周目以降で、1周目に登場するのは「ダークドラゴン」というモンスター）。
「コピーゲムム」という名前だけあってゲムムにそっくりで、一度倒してダンジョンから出ても何度でも復活する。復活する理由や原因は不明だが、攻撃力やHPがはるかに高いので、レベルを上げてから挑むのをお勧めする。
なおレベル「ふつう」以上で戦い勝利すると特別なアイテムが手に入る。
関連タグ
ゲーム…名前の由来
