コスタ撃ちとは、小銃の射撃方法の1種。「Cクランプ・グリップ」の俗称。
「ソードグリップ」とも。
概要
アメリカ沿岸警備隊に12年間所属し、特殊作戦にも従事した、射撃訓練教官のクリス・コスタ氏が考案した射撃方法。
ハンドガードを保持するほうの手(右撃ちであれば左手)を、なるべく真っすぐに伸ばしてハンドガード前端を横から握るように掴むというもの。
照準の見出しがし易く、コントロールが容易という利点があるとされるが、反面、片腕を大きく伸ばしたままにするので、充分な訓練を積まないともたつく、腕への負担が大きい、上下方向へ銃口を向けにくい、などデメリットのほうが目立つ可能性もある。
比較的近距離で多数の目標を狙う場合には適するが、銃を下方から保持する訳ではないため、長時間構えたり、遠距離の射撃には適さないという。