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「子供を殺したことが無いわけではない。だが、喜んでやったことはない。俺は冷酷なろくでなしだが、それでも人間なんだ」

概要編集

CV.大川透(日本語吹替)


コンラッド・ケロッグ(Conrad Kellogg)とは、Fallout4のオープニングから登場する宿命の敵。

戦慣れしたベテラン傭兵風の男。


主人公が滞在するVault111を襲撃し、その配偶者を殺して息子を誘拐した犯人であるという、主人公とは重大な因縁を有する人物。

ケロッグを探し、ある一つの質問に答えさせることが主人公にとって最も重要な目的の一つとなる。

Fallout4

その正体は連邦の伝説に語られる秘密組織インスティチュートの地上部隊を指揮する総指揮官にして凄腕の傭兵。


主人公の息子・ショーンを攫ったのはインスティチュートにとって重要な作戦計画の為であった。

しかしその際に主人公の配偶者を殺害する等、残虐な所業が多く、これまでも数多くの悲劇を起こしている。

まるで主人公の追撃を望むがごとく、多数の部下を率いてヘーゲン砦という要塞にて待ち受けている。

過去には色々と波乱の多い人生を歩んできたようで、その一端もメインクエストで明かされることになる。


経歴など編集

誕生したばかりの新カリフォルニア共和国(NCR)で育ち、母親に促される形でアル中で虐待的な父親を捨てて家を出た。

レイダーとしての無法な生活を経て、傭兵兼殺し屋として名を上げ、一時は町の執行官として働き、妻子を迎えて安定な生活を得ていた。

しかし危険な仕事の代償に妻子を失い、復讐を遂げても心は晴れず、どんな汚れ仕事も行う残虐な傭兵となった。

女子供も容赦なく殺したとされるが、子供を殺すこと自体は好きではなかったらしい。


仕事の関係でインスティチュートに狙われるが、逆に実力を見せつけて交渉。

インスティチュートの地上工作員となって組織に貢献した。

科学者チームを率いてVault 111に侵入する任務を負ったケロッグだが、功を焦った科学者が強引に主人公の配偶者から赤子を引き離そうとしたため抵抗され、やむなく銃を突き付けて警告した後に殺害。

その際、一時的に冷凍睡眠から目覚めた主人公を「バックアップ」と称してあえて生かしている。


その後しばらくは成長後のショーンと思わしき少年と共に暮らしていたが、インスティチュートから逃げ出した科学者、ブライアン・バージル博士を追跡する任務を与えられ、少年と別れてヘーゲン砦に拠点を設けた。


年齢について編集

外見は50歳前後の中年男性に見えるが、実はサイボーグ手術で寿命を延ばした100歳超えの老人である。

インスティチュートの科学者からは汚れた地上世界の残虐者として蔑まれていた反面、想定外の不老っぷりに嫉妬に近い感情を抱かれていたとされる。


ショーンの誘拐時とほとんど変わらない外見が主人公(とプレイヤー)に作中の経過時間を大きく誤認させ、それ自体がインスティチュートの計画の一端でもあった。

成長後のショーンと思わしき少年と暮らしていたのもケロッグが望んだことではなく、主人公をおびき寄せるための撒き餌であった。


ケロッグも自身が捨て駒にされている自覚はあったようだが、いつ終わるともしれない殺戮の人生に疲れたのか、あるいは首謀者の素性とその真意に気付いたからか、最後まで職務に忠実であり続けた。

関連タグ編集

Fallout4 傭兵

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