概要
概要はグレモリーを参照。
なお、“ゴモリー”はヨハン・ヴァイヤーの「悪魔の偽王国」における表記で、“グレモリー(Gremory)”はアレイスター・クロウリーが編集した「ソロモンの小さな鍵」でのみの表記。
資料によってはガモリー(Gamory)、ゲモリー(Gemory)という表記もある。
女神転生シリーズのゴモリー
初出作品はFC「女神転生Ⅱ」で、種族は“妖魔”。名は「グレモリー」表記で、ドレス姿の醜女という一般的なイメージとは違ったデザインを採用している(ゴモリーが醜女の姿で現れるという記述もあるので間違いはないが)
この作品での登場の後、ゲームでの登場はデビルチルドレンシリーズまでの大きな開きがあるが、女神転生のゴモリーは登場悪魔・仲魔としてよりも、むしろイベント悪魔としての存在が強い。
「真・女神転生Ⅱ」において、ゴモリーはルキフグスとともに魔界の王ルシファーの秘書・補佐役として描かれており、ティフェレトで主人公・アレフをルシファーの下に連れて行く役目を皮切りに、ロウルートでセトの封印に向かったり、方舟内においてルキフグスに手を回して簡易ターミナルを立ち上げサポート役を担ったりするなど、かなり活躍している。
また、「真・女神転生STRANGE JOURNEY」ではEXミッション『ラクダに乗った貴婦人』において、レッドスプライト号機動班アンソニーがゴモリーを「全ての女の愛情を得る方法を教える“女神”」と勘違いして主人公に伝言を依頼し、それに対してゴモリーはアンソニーに「純粋で無垢な意思」を感じると言って、自らアンソニーの下に出向いて知識を教授するという親切な姿を見せている。