概要
18話から登場する機動救急警察ハイパーレスキューが所有するドライブヘッド『サイクロンインターセプター』とサポートビークル『ブリッツフォーミュラ』がシンクロ合体した強化形態。どちらもその際有り余る機動性から合体に際してはサイクロンがバック転しながら腕脚を分離して、空中換装する必要がある。
交換箇所は両腕、両脚に加え胸部も代えるが、黒と白のボディカラーが警察車両と略一致する。
サイクロン以上のパワーと機動力で拠点制圧するだけでなく、対ウォーカービークルとの近接格闘も視野に入れており、並みの機体なら相手の武装を利用し複数と立ち回れる。状況によってはサイクロンから引き続きAM516マグナムや誘導用ライトサーベル、他のドライブヘッドが装備するツールも借用して併用する。
何より特徴的なのはブリッツフォーミュラの後輪がウォーカービークルフォームでも接地していることであり、これを用いてローラーダッシュすることで先程の機動力に一役買っている。
この形態でもカーフォームに成ることができ、市街地や荒れ地での高速移動は勿論、20、21、24話では此れでオオグマダムや終点駅、工事現場へ急行しているがその最高速度は600km/hとソニックの2.5倍である。石油精製プラント『リーガルクラウン』での大規模火災ではブレイブバックドラフトを乗せコンビナートへ続くパイプラインから伝わる炎を連鎖災害から防ぐ為にハイパーダッシュで走り、炎より先回りして管を破壊させた。
最終話にて邪悪AIが拠点とするバベルの塔内部へ突入する際には螺旋階段の壁を垂直で移動という離れ業を見せた(この前に作画ミスか、ジェットストライカーから此方へ変形したのにもかかわらずサイクロンからの合体バンクであった)。
装備
アイアンクロー
両肩部に取り付けられた三本爪の変則ベアナックル。通常はブリッツフォーミュラ登坂用のワイヤー付補助アンカーとして機能し、普通のウォーカービークルの装甲なら一撃で破壊が可能。オオグマダム決壊では崖の一部を砕き岩を土嚢代わりにした。
ただ、複雑過ぎる形状から作画の関係上、使う時以外は殆ど削除されている。
パトランプジェットブーメラン
ブリッツフォーミュラに元から備わっているリアウイング型パトランプ。サイクロンのパトランプブースターと同様に加速機を一基備え、原点であるパトランプブーメランとは異なり対象へ一直線にぶつける。
カーフォームでもブースターを点火することで機動力アップも可能。