概要
初出はリチャード・L・ティアニーの『The Unresponding Gods』クグサクサクルスともいわれる。
自発的な核分裂によって誕生したアザトースの息子、または子孫ともいわれる外なる神。
別名「アザトースの雌雄同体の落とし子」
アザトースとウボ=サスラを混ぜ合わせたような姿をしており、常に無定形でのたうちまわる泡立つ塊であるゲル状の物質として現われるといわれる。
フジウルクォイグムンズハーやギズグスの親であり、ツァトゥグァの祖父に当たる神性で、ユゴスにて子孫たちと暮らしていたが、子孫たちはサクサクルースの共食い欲があまりにも酷かったためにユゴスから去っていったという。現在では時空を越えたとある場所に単独で棲んでいるといわれている。
別名の通り雌雄同体であり、男性の側面をナグ、女性の側面をイェブとし「無数の両性具有を望むもの」とも呼ばれている。
子供を産みその子供を食っているという。唯一逃げられた落とし子はアザトースを囲む異形の神々に混ざって狂演を始めているという。