「どうせお前たちのほうが負け組なんだよ」
CV:白熊寛嗣
概要
スクール出身のブーステッド・チルドレンの一人。
同じアルジャンクラスのシエンヌ・アルジャン、シオ・アルジャンとチームを組んでいる。
性格は残忍かつ好戦的で、見た目はバンダナをつけたガタイの良い男といったところ。
ミチル・ハナテンとどっこいの見た目故に「チルドレン」から一番かけ離れた見た目になっている。
何より勝ち組に拘り、自分が勝ち組になることを目指している。
『負け組』を見下すと同時に、自分がその負け組になることを嫌い、恐れている。
今は亡きオウカ・ナギサのことは、彼女の実力を認めていたようだが、本編で彼女の名を終始ナンバーで呼んでいた辺り、かねてより良い関係ではなかったようで、再会したアラド達に対して
「あのアウルム1と何度も渡り合って、倒したんだろ? 話を聞いた時は驚いたぜ」
アラド達の事情などまるで理解していない暴言をして、オウカの最期を知るリュウセイやシャイン王女の怒りを買った。
地上に帰還した後はガイアセイバーズの傭兵として参加し、アラド達を苦しめたが、最終的には敗れて戦死した。
「ま、負け組は嫌だ! 勝ち組になるんだよ、勝ち組にぃぃっ!!」
「そうだよ、ここを切り抜ければ、必ず俺は勝ち組…!!」
そして、実はガイアセイバーズは最初から負けることが前提の捨て駒の集まりでしか無かったと言う、勝ち組になることに拘っていた彼には余りにも皮肉で残酷な真実が隠されていた。