概要
正式なユニットとしての名前は【篭王】シェルツ、及び【篭鎧王】シェルツ。
1.4.0から実装されたユニットの一人で、光属性の剣ユニット。
実装時期の関係で公式のデータブックには記載されていない。
虹の時代のユニットであり、関係するユニットにはダンデリオン及びイザベラがいる。
現在の聖剣所有者であり、主人公である四人のストーリーの時点では生存している。
期間限定のイベントである「ときめぐりの祭」、及び「終末の刻」ではガイドとして登場している。
フルネームはシェルツァー・ドラグノフ、渾名は「引き篭もり」。
ユニット名 | [篭王]シェルツ | |
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No. | 417 | |
武器 | 剣 | |
属性 | 光 | |
レアリティ | ☆☆☆☆☆ | |
パーティスキル | マキシマム・パワーⅡ | |
ライフが最大である限り、追撃の発生確率が15%増加します。(重複不可) | ||
アクティブスキル | ハイ・ディフェンダーⅢ | |
現戦闘中に受けるダメージを多く減少させます。(重ねがけ無効) |
ユニット名 | [篭鎧王]シェルツ |
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No. | 418 |
武器 | 剣 |
属性 | 光 |
レアリティ | ☆☆☆☆☆☆ |
パーティスキル | マキシマム・パワーⅥ |
ライフが最大である限り、追撃の発生確率が45%増加します。(重複不可) | |
アクティブスキル | ハイ・ディフェンダーⅥ |
現戦闘中に受けるダメージを物凄く減少させます。(重ねがけ無効) |
カットイン
[篭王]シェルツ
- 防御こそ最大の攻撃!
- 私はここに篭り続ける!
- 更に強く篭る!
[篭鎧王]シェルツ
- 私が貴女を護ってみせる!
- 聖剣よ!護り穿け!
- 篭ったままでも護れる!
ストーリー
[篭王]シェルツ
王国に伝わる伝説の聖剣を引き抜いたシェルツは、しかしその栄誉を素直には喜ぶ事が出来ないでいた。なぜなら聖剣を手にした者は、皆例外無く非業の末路を遂げていたからである。不安な日々を送るシェルツ。そんな彼の感情を汲み取ったのか、持ち主によって姿を変えるという聖剣は、やがて彼の全身を護る一つの鎧の形を成した。
[篭鎧王]シェルツ
聖なる鎧に護られることで自信を取り戻したシェルツは、それからの目覚ましい活躍により、王女警護の任を国王から賜ることとなった。実力と名誉、その何れが欠けても任されぬ大役に、またもや心が縮こまる彼であったが、幸いにもそんなわい小な心象を、新たに彼の主となったイザベラは気にも留めない様子であった。
アクセサリー
[篭王]シェルツ
木綿の手巾 | イザベラに貰った肌触りの良いハンカチ。 |
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ライフ1000UP、闇エネミーに有利な効果を発揮。 |
[篭鎧王]シェルツ
木綿の手巾+ | 一度も使わず箪荀に大事に保管してある。 |
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ライフ1200UP、闇エネミーに有利な効果を発揮。 |
クエストでは
比較的古参のガチャ限ユニットであり、剣ユニットとしてはバランスの取れたステータスをしている。
ライフが満タンという条件付きではあるが追撃発生の確率が45%上昇と驚異的であり、追撃パーティーという編成を生み出した張本人。
アクティブスキルも受けるダメージを大きく減らす強力なスキルハイ・ディフェンダーであり、単機での完結はしていないが非常に噛み合ったスキル構成を持つ。
高い追撃の確率を活かした編成で実力を発揮するが、現在追撃のパーティースキルを持つユニットはガチャ限を除くと非常に難易度の高いレアユニットエリアのドロップか、期間限定のイベントのクリア報酬あるいはドロップのみであり、またパーティースキルを発動させる為にはライフを常に満タンに保つ必要があり、ほぼ専門の構成となる為中々厳しい。
その為フルに活躍させたい場合はハードルが高いが、反面追撃の確率に拘らないのであればどのような編成でも最低限以上の活躍をしてくれるユニットである。
人物像(イベントネタバレ注意)
現在は王都トライエルの騎士団の副長を務めており、また王女警護の任に就く若者、主はイザベラとなる。
スキルに反映されている通り聖剣の適合者に選ばれるだけあって凄まじい力を持っているが、気弱な部分のある青年であり、実力を十分に発揮し切れておらず、聖剣の加護で自信を得た後も根本的な部分は変わっていない。
カットインでの一人称は「私」だが、ガイドで登場した時の一人称は「僕」であり、王女警護及び騎士団副長という立場から公私で使い分けているものと思われる。
非常に気さくな好青年といった口調で、王都一心優しいと評される彼の親友のダンデリオンをして「真に王都一心優しい者」と言わしめた人物。
普段は非常に温和で財布を河に落としたりバハムートンに何度も逃げられたりとドジな部分があるが、王都を竜が襲撃した際は率先して戦っており、悪食巨竜襲撃の際は経緯は不明だが牢に幽閉されたイザベラを助けるため、立ち塞がる竜を前に激昂する姿を見せた。
貰ったハンカチを大事にしていたり、牢に幽閉される身となってもその身を案じ救いに行こうとするなど、シェルツ自身はイザベラには強い想いを抱いている模様である。
聖剣(イベントネタバレ注意)
彼が身に纏う白い鎧、それこそが聖剣である。
聖剣は持ち主に応じて形を変える武器であり、歴代聖剣所有者の辿った末路に脅えるシェルツの心に呼応し鎧へと変わった。
実はこれはヴィルダーが神に妻とその胎内の娘を人質に取られ、命じられるままに白凛竜の鱗から作り上げた剣であり、所有者の魂を吸収して形を変え、強大な力を与える代わりに確実に所有者に不幸を齎す魔剣である。
「ときめぐりの祭」ではシェルツもその魔剣の齎す不幸により、突如王都を襲撃した白凛竜によって鎧を破壊され、プレイヤーの到着直前に殺害されている。
しかしシロ、及びクロの助力と介入によってプレイヤーが過去の世界で白凛竜を討伐したため、王都襲撃は回避されることとなり、シェルツの死亡もリセットされ生存した。
聖剣の齎したもの
悪食巨竜を呼び出し世界の崩壊を招いたのは、彼の主であったイザベラである。
イザベラの周りにはシェルツを始め彼女に好意的な人物は確かに居た。
しかし「世界の何処にも居場所がない」という思いがイザベラの所業の根本的な理由であり、誰一人として好意をイザベラに伝えることはできていなかった。
結果、イザベラは世界を崩壊の危機に陥れることとなり、シェルツは知らない内に護ろうとしていたもの全てを、護ろうとしていた人に破壊させてしまう間接的な原因となってしまった。
即ち聖剣がシェルツに齎した不幸は、シェルツの優しさが最も伝わらなければならない存在に何一つ伝わらず、シェルツもまた彼女の悪意に気付けないというものだった。
彼の身を護る鎧となった聖剣は、同時に彼の優しさを鎧の内側へと押しとどめ、イザベラの悪意に気付く機会を阻む障壁でもあったのだ。
別名・表記ゆれ