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CV:青山なぎさ


概要編集

パートナー不在のメイガス。各地のネストを渡り歩き、人々に自身の歌を披露する歌姫として熱狂的な人気を博している。

「バカラネスト」でカナタ達に救われて以降、パートナーが見つかるまでの間、彼のガレージに居候する事となった(その際、戦闘除き何事にも不器用なノワールに代わって家事全般を引き受けている)。


表では歌手として活動しているが、裏の顔はシエル自身もゼロ型メイガスとして製造されていたアメイジアの再興を試みる組織、黒仮面が所属する「イデアール」の工作員。


計画の最重要存在であるノワールのマスターであり、本来ならば抹殺対象となるはずのカナタの動向をヴァイスハイト・ブラウレヒトの命により裏から密かに監視していたが、自分をモノではなく人と同様に接してくれるカナタに強く惹かれるようになっていく。

だが、ep.16終盤にて暴走し機能を停止したノワール/ミステルを救うために、カナタと共にゼロ型メイガスの素体を探しにアメイジアの跡地へ向かったep.17のラストにて、遂に彼の前で工作員としての正体を現し、マスターであるヴァイスハイトからの解約条件として命令されていた「カナタの拘束」を遂行するためにカナタを裏切りイデアールへと連行する。


前述の通り、これまでパートナーは不在とされてきたが、ep.18序盤にてヴァイスハイトのパートナーメイガスである事が明かされた(彼女のマスターを示唆するシーンはep.12終盤で確認出来る)。


だが、ヴァイスハイトからカナタの始末を命令された際、彼との会話の中で「これまでに何度も異なった場面で彼と初対面の如く契約の挨拶を交わしていた(その際、視界に映るヴァイスハイトが起動の度に徐々に青年へと成長している事から、契約が一度だけではない事が分かる)」という身に憶えのない記憶が蘇り、更にそこから「彼の命令を遂行する度に自身が初期化されていた」という衝撃の事実に思い至った事から、彼女の中で迷いが生じ「仮にヴァイスハイトの命令を拒んだとしても、彼によって再び初期化されて全てを忘れてしまい、再契約した彼の命令で今度は自身の手で誰か(自身が惹かれた想い人、すなわちカナタ)を手に掛けてしまうのではないか?」という不安に苛まれる。だが、そんな彼女に真摯に向き合い、それでもなお彼女を信じて手を差し伸べてくれたカナタの説得を受けて、ようやく自身の本当の想いを自覚した事で迷いを振り切り、ヴァイスハイトから離反しパスカルの想いを支持すると共に、以前と同じアヴァンチュールの被保護者に戻り、カナタと共にイデアールを脱出。その際に「過去を振り切り、今を生きる事」を決意する。


ここで、一時的にカナタのパートナーメイガスとなり、ゼロ型メイガス由来のメイガススキル(その効果はシエルが歌う事で発動し、その美しい歌声を聴いた敵方のメイガスが涙を流して聴き入ってしまい、ドリフターとのリンクが切断され、事実上コフィンが行動不能になるという、歌姫である彼女にふさわしいスキルであった)を発動して追手を振り切り、あと少しで脱出成功というところでヴァイスハイトによって密かに仕込まれていたハッキングプログラム(遠隔操作で強制的に彼女を初期化してしまうプログラム)が発動し、機能を停止してしまうが、それと同時に脱出前にカナタに頼んで予め自身にインストールしてもらっていたプログラム(自身の機能を完全に凍結するという、メイガスにとって「自殺」にも等しいプログラム)が発動した事でヴァイスハイトのプログラムを拒絶。そのまま再起動せず機能停止したままの状態となり、契約出来なくなった。


ep.19にて、カナタに協力してノワール復活の手助けをしてくれた伝説のドリフター、アルバ・クゼ(ゲーム版SYNDUALITYの主人公)により、ミステルの身体からノワールの意識(データ)だけを分離させて移植する素体として、ゼロ型メイガスであったシエルの身体を用いる事となり、移植成功後はシエルの姿からノワールの姿(ただし、全てが以前と同じ姿ではなく、後ろ髪にのみシエルの髪の色が残った形)へと変化し(この現象は本来はメイガスにはあり得ない事であり、それはゼロ形メイガスであっても同様であった)、これをもってシエルはメイガスとして明確な「死」を迎え、最期は、いまだ目覚めぬノワールの意識下に現れ、彼女に進むべき道を無言で指さして背中を押し、力強く歩み始めたノワールの姿に安堵した表情を浮かべながら消滅していった。


その後、ep.21の序盤、表向きは「シエルが旅に出た」という理由で中止となっていたライブイベントで彼女の代わりに歌いたい(ep.20前半終盤では、シエルの犠牲によって自身とミステルが救われた事を受け止められずにいたが、町中を彷徨っていた途中に出会ったシエルのファンの少女との出会いをきっかけに「歌いたい」という明確な思いが芽生えた)と願い出たノワールのもとに幻として現れ(ライブ演出か、本当の幻だったのかは定かではないが、観客にはまるでノワールにシエルの面影が重なったかのように感じたり、ノワールとシエルが共にステージに立って歌っているようにも見えていたようである)、最後はシエル自身が前述によるカナタの説得を受けた後、頼んだプログラムをインストールして貰った事によって漸く完成したとされるアヴァンチュールの被保護者に返り咲いた自身の本当の想いとして書き遺していた新曲「Your Song」を、最初で最後のデュエットで歌いきり、ライブイベントは大成功のうちに幕を閉じたのであった(後日、デュエットの形で12cmシングルCD💿でも発売された)。


関連タグ編集

SYNDUALITY メイガス(SYNDUALITY)


歌姫


葉月恋:中の人が同じ、シエルと同様に歌姫キャラなのも相まって、彼女を彷彿とする視聴者もいる模様。ただし、SYNDUALITYの公式X(旧Twitter)では、彼女ではなく別のキャラとのコラボ企画を展開していた。

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