火の領域の海岸線は、上陸した水の軍勢で真っ青に染まった。
カードとして能力
概要
DM-02 第2弾「進化獣降臨」で登場したクリーチャー。デュエル・マスターズ プレイスでは、DMPP-01「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」で実装。
能力は何も持っていないバニラクリーチャー。初期の水文明はトリッキーな能力を持っている代わりにパワーが低いといった特徴を持っていたが、このクリーチャーはその恩恵を受けられず、悲惨なコストパフォーマンスになってしまっている。
そもそも、コスト4パワー3000のゲル・フィッシュには、後に能力を持った以下の完全上位互換が多数存在している。
- マナ回収がデメリットになることもあるがブロックされないスプラッシュ・ゼブラフィッシュ
- 条件付きでブロックされなくなるイリュージョン・フィッシュ(ターボラッシュ)、ハリセン・フィッシュ(進化クリーチャーが存在している時)
- サイレントスキルでドロー能力を持つインスペクト・シード
- 攻撃した際にパワーが小さい相手のクリーチャーをバウンスさせるノスタルジア・フィッシュ
ここまで言うと、他のバニラクリーチャーでも同様のことが言える。そもそも前弾では、似たような扱いを受けてしまっていた汚れた者スケルトンソルジャーが登場している。
しかし、何故かこのカードは、デュエマでの七英雄扱いとして、何故か愛されるようになっている。
2000年代前半、インターネット上の小規模なコミュニティで誤変換によって「シザー・愛」を表記されたことがきっかけ。これにより、何故か固定ファンができるほどのカードになってしまった。
挙句の果てには、このクリーチャーをクロスギアなどで強化して攻撃するというファンデッキも存在していたことも。
後に、DMRP-04裁でこのクリーチャーのリメイク版であり、このクリーチャーよりもパワーが高くなったシザー・ラヴも登場。
そして、DMEX-08では、GRクリーチャーであるシザー・アイGRが登場。アクア・ティーチャーのようなバニラサポートが使える【バニラオーラ】では及第点であり、オーラを重ねて最強のシザー・愛を目指すことも可能になった。
特にシザー・アイGRは、【バニラオーラ】で採用圏内になっているライバル達と比べるとコストが1高いということもあり、キング・ザ・スロットン7/7777777の呪文面に刺さらないという利点までも生まれている。
元々のシザー・アイは、【バニラビート】でも駱駝の御輿でコスト軽減してもコスト1にならないという難点があったが、GRでは、コストの高さが前述のツインパクトに刺さらないという利点が存在するようになった。
以上のこともあり、公式やファンから愛されたバニラクリーチャーである。
関連タグ
メテオレイジ・リザード:七英雄扱いされるバニラクリーチャー繋がり。しかし、ファンに愛されたシザー・アイとは異なり、あちらの立場はかなり悲惨なことになっている。